2009年5月31日(不良) 第76回 日本ダービー(JpnT)
今日から6日間の大井開催。
ダービーウィークということで楽しみな開催です。
そして今日は中央競馬3冠レースの2冠目2400m東京優駿(JpnT)が行われました。
1番人気は皐月賞馬の岩田騎手のアンライバルド。
レースは大きく逃げたジョーカプチーノ。
離れた番手に武騎手のリーチザクラウン。その後ろに横山騎手のロジユニヴァース。
直線に入り、内からロジユニヴァースが抜けて見事1着!
2着にはリーチザクラウン。3着は角田騎手のアントニオバローズ。
飛びの大きいロジユニヴァースは道悪も気にせずに東京も合いますね。
なぜか、皐月賞後あまり注目されませんでしたが、6戦5勝、重賞4勝とやはり注目の1頭ですね。
現時点でのリーチザクラウンとの差はやはりありますね〜。
なにはともあれ、DJ横山典弘騎手おめでとうございます!
この東京優駿、今回で第76回と歴史のあるレースで1995年から指定交流競走になりました。
2009年現在は下記の所定の成績を収めれば地方馬も出走可能になっています。
・皐月賞 4着以内
・青葉賞 3着以内
・プリンシパルステークス 2着以内
・京都新聞杯 2着以内
・NHKマイルカップ 2着以内
・JRA3歳重賞競走優勝馬
2004年の第71回東京優駿にコスモバルクが出走して地方馬初のダービー出走ということで話題になりましたね。
レースは2番人気で8着に敗れました。勝ったのは安藤勝己騎手のキングカメハメハ。
※2001年からは外国産馬も出走可能になりました。
このコスモバルクは認定厩舎第1号馬としても有名ですね。
これは認定厩舎(外厩)制度というもので2003年にホッカイドウ競馬が導入した制度です。
南関でも2006年3月29日から認定厩舎制度が導入されいます。
■認定厩舎制度
・通常は主催者が管理する競馬場などで調教を行ないレースに出走させるのですが、その調教を民間施設で行い、そこに馬房を持つこともできます。そしてレース当日に直接競馬場へ行って出走できる制度です。
南関の場合、認定する施設は関東地区内に所在し、出走馬を当日輸送ができる場所にあることが条件になります。
1人の調教師あたり1施設で6馬房程度もつことができるみたいですね。
最近では川島正行厩舎、岡林光浩厩舎などが茨城県のミッドウェイファーム。
宗形竹見厩舎、栗田裕光厩舎、高橋三郎厩舎、佐野謙二厩舎などなどが境共同トレーニングセンター。
を外厩として使っていますね。
とくにミッドウェイファームではウッドチップの坂路などもあり、競走馬育成にはかなりよさそうですね。
フリオーソなどもそこで鍛えられて強くなりました。
やはり強い馬を作るには坂路は重要です。
そして今年の12月には千葉県印西市の小林分場(いわゆる大井競馬場のトレーニングセンターみたいなところ)にニューポリトラック(全天候型)の坂路が完成される予定です。
浦和・船橋・川崎所属の馬も利用できるため、南関のレベルがかなり高くなりそうな予感です。