2015年6月23日(良) 第5回 優駿スプリント(SU)
今日は大井開催2日目。
メインレースは3歳による1200m戦、第5回 優駿スプリント(SU)が行われました。
人気は大井1200mを6戦5勝、早田功駿騎手のルックスザットキル。
レースは的場騎手のコンドルダンスが遅れて最後方から。
内の方からルックスザットキルがハナへ。
その外番手に赤嶺騎手のアクティフ。
その外から一気に川島騎手のコールサインゼロが上がっていき、その外に山崎騎手のエイシンアクロン。
その後ろに内から、笹川騎手のハーモニーウィル、矢野騎手のメガンテ、森騎手のゴーノムラダイオー、本田騎手のラガッソ、左海騎手のジャジャウマナラシで3角へ。
逃げるルックスザットキルが1馬身のリードでその後ろにアクティフで直線へ。
直線に入るとルックスザットキルが徐々にその差を広げ、最後は3馬身差で見事1着!
2着にアクティフ。3着にコンドルダンス。
ルックスザットキルは3枠5番からのスタート。
内枠を利用して外からこられるもハナへ。
そのままいつものハイペースで逃げて、最後はばてた後続を引き離す快勝です。
時計も1:11.9上がり37.2と好タイムです。
月曜日からかなり時計がでやすく、前が止まらない感じの馬場でしたが、それも味方につけたいい走りだったと思います。
常に圧倒的なスピードで飛ばしまくるレーススタイルなので、前走のような楽に逃げれないレースでは危ない部分もあり、個人的にはレースの幅を広げないと厳しい感じにはなってくると思います。
ただ持ち前のスピードとこの馬のスタイルに、陣営も迷いがないので、この馬の走りでどこまでいけるのかは興味がありますね〜。
スタートがあまり速くはないので、今後も枠順と馬場はかなり影響は大きそうなので注目ですね。
アクティフは4枠8番からのスタート。
好スタートでルックスザットキルを見る形の番手の位置取り。
外からコールサインゼロが上がってきて挟まれる少しいやな位置取りでしたが、うまく3角までもっていき、2番手で直線へ。
直線に入ると前とは離されるも、後続は引き離しての2着。
負けましたが、赤嶺騎手のそつのないお見事な騎乗だったと思います。
速く切れ味も必要な馬場もこの馬には合わなかった感じでしょうか。
個人的にはもう少し長い距離のほうがよさそうな気もします。
コンドルダンスは4枠7番からのスタート。
スタートで出遅れて、最後方からのレース。
そのまま最後方を追走し、最内をまわって直線へ。
直線に入ると馬の間隙を伸びてきての3着。
久しぶりの短距離で出遅れましたが、的場騎手の無駄のないコース取りでなんとか最後はクビ差かわしての3着。
出遅れた時、時計が早い時などは必ず最内にこだわり、コース取りによってその差を縮める的場騎手らしい騎乗だったと思います。
現在の南関では、内の重要性を知っていて実行する騎手が的場騎手くらいになってしまっているのが、個人的はすこし寂しいですが・・・。
的場騎手にはこれからもがんばってほしいですね〜。
重賞を何度も走っているだけあって、このメンバーだとやはり力は上ですね。
本橋騎手、的場騎手と違ったタイプの乗り手でレースを経験している所は今後の幅に繋がるのでいいと思います。
馬券的にはラガッソとアクティフ軸の3連複で撃沈です・・・。
3歳馬ということで差し馬から買いたかったのですが、前が止まらなさ過ぎましたね。
そんな中、ほとんどの騎手が外へ外への選択肢しか描けてない感じは今後のレース的にもやな流れですね〜。
ということで騎手のコース取りという視点から、今回の前が止まらない馬場だけではなく、どの競馬場でも枠順の重要性を今までよりも高めて馬券に反映させたいなぁ〜と感じました。