南関日記

2010年8月17日(良)　第44回 黒潮盃(Ｓ�U)

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今日は大井開催最終日。
３歳による1800m戦の第44回 黒潮盃(Ｓ�U)が行われました。
人気は大井1800mを２連勝中町田騎手のツルオカオウジ。
レースは外の方から坂井騎手のジーエスライカーがハナへ。
少し離れて番手に森騎手のセイントメモリー。
ひっかかりながら内にツルオカオウジ。
その後ろに戸崎騎手のハーミア。
比較的固まったまま向正面へ。
逃げるジーエスライカーの外にセイントメモリー。
その後ろ外からツルオカオウジとハーミア。
３角で大外から真島騎手のドラゴンキラリも上がっていき直線へ。
直線に入るとドラゴンキラリが先に抜け出し、内からツルオカオウジ。
最後は内からツルオカオウジがクビ差とらえて見事１着！
２着にドラゴンキラリ。３着にハーミア。

内の方からのいいスタートで２角あたりでひっかかりましたが、うまく折り合い４角でもうまく内をついた町田騎手はお見事でした！
前走でもニューオーザに並ばれてから根性を見せましたが、今回も差しかえした根性はすばらしいです。
今の大井開催は比較的に早い時計になっていますが1:52.7上がり38.2とすばらしい時計です。
これで大井1800m３連勝で重賞制覇！
飛節故障でクラシックは出られなかったですが、復帰してからの走りはグングン良くなっています。
大型馬で飛びも大きいので大井の外回りもあっていると思います。
今回は着差以上に強い競馬だったのではないでしょうか。

２着のドラゴンキラリは後ろから届かないレースが続いていたので、この馬の特徴でもある長くいい脚をうまく使った早めに前を捕らえに行った真島騎手の騎乗はよかったと思います。
レース展開やしかけどころなど乗るのがむずかしそうな馬ですが、ツルオカオウジと同タイムの1:52.7上がり37.8とクラシックで強い相手と走ってきて着実に力をつけてきた感じです。

３着のハーミアは調教の動きもあまりよくなかったですが、1:53.2上がり38.7と唯一の牝馬と考えてもかなり走っていると思います。
牡馬とこれだけ走るのはやはり力があります。

ジーエスライカーは京浜盃では抜群のスタートで快速ぶりをみせてくれましたが、今回は休み明け58キロ、さらにこの猛暑で1800m戦では少しきびしいと思います。
個人的に注目していたセイントメモリーでしたが、３角４角あたりでいっぱいになってしまいました。
調教の動きもよかったですが、やはりマイル以上は少し長いかなと思いました。
他ではまだまだ幼い感じがしたツルマルオペラも素質がありそうなので今後注目したいと思います。

馬券的にはツルオカオウジ軸の３連複１番人気をなんとか的中できました。
今週は金曜日にも川崎マイルで第7回スパーキングサマーカップ(Ｓ�V)が行われます。
サプライズゲストなどおもしろそうなメンバーです。
１着には日本テレビ盃への優先出走権が得られます。
苦手な川崎ですがなんとか当てたいと思います。

イギリスのシャーガーカップで２着などおしい結果だった岩田騎手。
１４日のフランス、エルメスカップでは10着、8着だった内田博幸騎手。
明日も佐賀で1400m戦のサマーチャンピオンなどが行われます。
南関からは林幻騎手も参戦です。
また中央の騎手がばんえい競馬に乗ったりと、世界の騎手たちがいろんなところで乗っています。
なんかいいですよね〜。
馬に乗るということに地方も中央も海外もないですからね〜。

日本全国かなりの猛暑になっています。
当然、馬もつらいんじゃないかと思いますが、レースをみているとかなりの早い時計での決着とみんなとてもがんばっています！
厩舎や厩務員さんの期待にこたえようと暑くても一生懸命走る馬を見ていると、とても感動します。
この馬たちの為にももうこれ以上暑くならないでほしいと思います。
お願いします〜！
34度くらいがギリですって〜〜っ！！