南関日記

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南関日記

過去の日記

2013年7月3日(良) 第17回 スパーキングレディーカップ(JpnV)


今日は川崎開催3日目。
メインレースは牝馬によるマイル戦、第17回 スパーキングレディーカップ(JpnV)が行われました。
人気はTCK女王盃、マリーンカップと重賞2連勝、前走芝のヴィクトリアマイル17着の濱中騎手のメーデイア。
レースはスタートしてすぐに田邊騎手のサダムグランジュテが落馬。
中の方から内田博幸騎手のサマリーズがハナへ。
その外番手にメーデイア、さらに外ぴったりに的場騎手のナターレ。
その後ろ最内から森騎手のサクラサクラサクラ、岩田騎手のレッドクラウディア、今野騎手のクラーベセクレタで1角へ。
縦長の展開も2角で前は比較的固まった状態で向正面へ。
向正面に入ると一気にペースも上がり逃げるサマリーズの外にメーデイアとナターレ。
すぐ後ろ内にサクラサクラサクラ、外にレッドクラウディア。
少し離れて内に繁田騎手のハルサンサン、外にクラーベセクレタ。
徐々にペースが落ちるもサマリーズとメーデイアが並んで先頭、その後ろにレッドクラウディアで3角へ。
前の2頭が後ろを少し離して直線へ。
直線に入ると徐々にメーデイアが抜け出し見事1着!
2着にサマリーズ。3着にレッドクラウディア。

メーデイアは重賞2連勝を圧勝した後に挑んだヴィクトリアマイルは17着と負けはしましたが内容的にも悪くなく、得意のダートにもどって見事重賞3勝目です!
4枠5番からサマリーズの内田博幸騎手の川崎コーナーを利用した緩急のあるペースをその外を回って追走し、直線で差しきるという内容的にもかなり強いレースだったと思います。
逃げても差してもよく、どんな流れでも対応できしまいもしっかりしている感じはすごく強いと思います。
少し気になるのはやはり今回も馬の行きたいように行かせる感じのレースでしょうか。
馬自身がレースをわかっている感じなので牝馬相手の1600m〜1800mではかなりの強みですが、牡馬相手の今後をふまえるとすると騎手の意図的なレースの経験があるともっと強くなる気がします。

サマリーズは4枠6番から52キロの斤量を利用して迷わずの逃げへ。
そのまま直線先頭も最後は1馬身かわされての2着。
川崎コーナーを利用してのペース配分と他馬が動きたくない位置から動いての斤量とコースを十分に活かした内田博幸騎手らしい完璧な騎乗だったと思います。
その中でもぴったりとついてきたメーデイアが強すぎた感じでしょうか。
3歳の大事な時期なので今後どの路線でいくのかも気になるところです。

レッドクラウディアはテン乗り岩田騎手で6枠9番から前を見る形の5番手からのレース。
向正面で速くなったペースでも前の2頭に食らいついて少し離れた3番手から直線へ。
しかし前との差は縮まらずの3着。
メーデイアに3連敗と力差を感じますが、スピードはいいものを持っていると思うので、次走どのような距離を使うのかも注目ですね。

馬券的にはメーデイア、クラーベセクレタ軸の3連複も撃沈です・・。
クラーベセクレタは8枠13番から出鞭を入れて、レッドクラウディアの外6番手からのレース。
外々を追走し、向正面でペースが上がったところで前とは離されるも早めに追いかけて大外から7番手で直線へ。
しかし直線に入ると失速して13着のシンガリ負け。
個人的にはずぶくなってきたのか休み明けから得意のスタートとテンのスピードでいい位置取りが取れない為に、出鞭や早めの仕掛けなどで今までどおりのレースをしようとするあまりこの馬本来のリズムでレースができていないのが原因だと思います。
52キロのサマリーズのペースに合わせて、終始おっつけぱなしの状態でのマイル戦ではさすがにきびしかったですね。
レースや距離、ゴール板の位置、各競馬場の形態などもわかっている馬だけに、陣営の環境などによるメンタル面も含めた巻き返しに期待したいと思います。
前走のように内を回ったとしても1分40秒台で走る力はあると思うので、次走鞍上がどう乗るのかも注目したいと思います。



うまうま君