2011年3月9日(重) 第2回 東京スプリング盃(SV)
今日は大井開催3日目。
メインレースは1400m戦の第2回 東京スプリング盃(SV)が行われました。
人気は前走マイル戦アメジスト賞を1:38.5で快勝した戸崎騎手のケイアイゲンブと前走中山カペラS8着、石崎駿騎手のヤサカファインの2頭。
ゲート入りでケイアイゲンブなどが手間取り、シャレーストーンがゲート入りを嫌い出走除外。
時間がかかりさらにインプレッションもゲートを嫌がり競争除外。
レースは好スタートした三浦騎手のジーエスライカーが一気にハナへ。
その後ろ少し離れて、内からケイアイゲンブ、吉原騎手のクレイアートビュン、御神本騎手のフジノウェーブ、佐藤騎手のケイアイジンジン、張田騎手のスーパーヴィグラス。
さらに少し離れて、今野騎手のブライトフェース、内田博幸騎手のディアーウィッシュ。
11秒台のラップが続く中、先行馬が遅れ始め、3角で前は逃げるジーエスライカー。
そのすぐ後ろにフジノウェーブ。
直線に入ると、フジノウェーブがジーエスライカーをかわして先頭に。
その差を一気に2馬身離して見事1着!
2着にジーエスライカー。3着には直線で追い込んできたヤサカファイン。
ゲート入りにかなりの時間がかかり、おそらく15分以上は遅れた感じでしょうか。
その中でまったく動じずに落ち着いていたフジノウェーブ。
59キロでしたが、前走1200m4着の敗因を生かした、御神本騎手の前目のポジションでの騎乗はお見事でした。
前走でも最後は36.7と伸びてはいましたが、高速馬場ゆえ前にいないと話にならない感じ。
御神本騎手もフジノウェーブも、一度この高速馬場を走っていたのもいい経験でした。
9歳ですっかり真っ白になりましたが、まだまだ元気一杯ですね!
2着のジーエスライカーは相変わらずの快速ぶりです。
初の59キロ、テン乗り三浦騎手でしたが力は出し切った感じだとは思います。
このクラスで1400mは若干長い気もしますが、自分の走りができればかなりいい走りをするので、距離は融通が利きそうです。
今後も楽しみな1頭です。
ヤサカファインは全馬最速の上がり36.5もアタマ差届かずの3着。
スタートはよかったのでもう少し前につけたらおもしろかったと思いますが、休み明け、初59キロ、久しぶりの1400m戦からか、少し様子を見ながらの競馬はしょうがない感じでしょうか。
高速馬場で一度走ってるとまた違ったとは思います。
今回の走りを見て、斤量なども問題なさそうなので、次走も注目したいと思います。
他では、
4着のケイアイゲンブはやはり少し距離が短いのと、今の大井でスピード勝負となると勝つのはきびしい感じですね。
5着のディアーウィッシュも距離が少し短いのと、今年に入ってからあまり調子もよくない感じでしょうか。
馬券的にはヤサカファインからの馬複だったので撃沈です・・・。
9歳馬フジノウェーブとテン乗り59キロジーエスライカーの軽視が完全な敗因ですね。
かなりざっくりですが、全体的に年末からの高速馬場を一度走った馬はいい走りをしているように思います。
そのへんを踏まえて次開催の大井に臨みたいと思います。