2012年11月7日(不良) 第23回 ロジータ記念(ST)
今日は川崎開催4日目。
メインレースは3歳牝馬による2100m戦の第23回 ロジータ記念(ST)が行われました。
人気は重賞4連勝中、今野騎手のアスカリーブル。
レースは内の方からテン乗り的場騎手のコテキタイがハナへ。
番手に戸崎騎手のエミーズパラダイス。
その外から上がっていった坂井騎手のグレコ、その外から少し引っかかって左海騎手のソウブチャンスで1周目3角へ。
4角でペースも落ち、スタンド前で先頭はコテキタイ。
その後ろ外にエミーズパラダイス、グレコ。
その後ろ内から真島騎手のレディーソルジャー、町田騎手のクリック、ソウブチャンス。
向正面に入るとまたペースが上がり、大外からアスカリーブルが一気にまくっていき4番手まで押し上げ3角へ。
先頭はエミーズパラダイスに変わり、その外からアスカリーブル。
その後ろに御神本騎手のシラヤマヒメで直線へ。
直線に入ると少しずつその差を広げ、最後は1馬身差でエミーズパラダイスが見事1着!
2着にアスカリーブル。3着には追い込んできた森騎手のグラッドクライ。
見事重賞初勝利したエミーズパラダイス。
枠とスタートダッシュから番手の絶好の位置取り、コテキタイが早めにばてて早め先頭でしたが、そのまま見事に押し切りました。
超絶ハイペースの羽田盃で2着、東京ダービー3着と牝馬でありながら牡馬クラシック参戦で能力はありながら勝てなかったクラシック戦線ですが、3歳牝馬相手だとやはり強かったですね。
一線級と戦ったマリーンC4着、前走休み明け東京中日スポーツ賞ではネオグラティアの上がり36.9というものすごい脚にやられましたが、1:46.9上がり38.2と古馬相手でもいい競馬をしてきただけに確実に力をつけていますね。
戸崎騎手曰く、ムキになって掛かると最後が鈍るみたいなのでそのへんは今後も注目したいと思います。
2着のアスカリーブルは向正面でのかなり早い仕掛けから4角ではエミーズパラダイスの外から直線もその差は縮まらずの2着。
ためないとしまいの脚があまりよくないだけに今回も位置取り的には後ろ目の9番手からのレース。
かなり早めの仕掛けで川崎コーナー外を回っての2着ということでかなり力はつけていると思います。
先行有利な川崎2100m不良馬場ということで、展開的にもこの馬には少し厳しかった感じでしょうか。
直線に入るところで川崎らしく内の馬と離されますが、あきらめずに前を追いかける精神力はさすがですね。
グラッドクライはスタートあまりよくなかったでしたが、すぐにアスカリーブルの内の最内の位置取り、アスカリーブル、シラヤマヒメが早めに仕掛ける中、若干仕掛けが遅れましたが直線ではこの馬の最大の魅力の末脚で伸びての3着。
古馬相手の3連勝で挑んだ初の2100m戦。森騎手も大事に乗った分もあると思いますが、最内にこだわるいい騎乗だったと思います。
競馬もよくわかっていてしまい確実に伸びる脚と、今後かなり強くなりそうで楽しみな1頭です。
ピッチ走法での走り方など森騎手ととてもあっている馬だと思います。
馬券的にはエミーズパラダイス、グラッドクライ軸の3連単でなんとか的中できました。
個人的に今年の3歳牝馬の中での上位3頭だと思っていたので、いいレースを見れたと思います。