2012年5月16日(稍重) 第4回 川崎マイラーズ(SV)
今日は川崎開催3日目。
メインレースは1600m戦の第4回 川崎マイラーズ(SV)が行われました。
人気は川崎マイル4111、戸崎騎手のルクレルク。
レースは内から本橋騎手のドリームライナーが好スタート、その外から繁田騎手のネイキッド、ルクレルク、杉村騎手のマグニフィカ、今野騎手のディアーウィッシュの5頭が並んで1角へ。
2角を外から一気にディアーウィッシュがハナへ。
番手内にドリームライナー、その外並んでマグニフィカ。
その後ろ内に真島騎手のシーズザゴールド、外にルクレルク。
向正面でドリームライナーの内からシーズザゴールドが上がっていき、その外から石崎駿騎手のカキツバタロイヤルも上がっていき、前はかたまったまま3角へ。
逃げるディアーウッシュの後ろからシーズザゴールド、その内をついてカキツバタロイヤル。
外からはドリームライナーで直線へ。
直線に入るとカキツバタロイヤルがディアーウッシュの外につけて、一気に差しきって先頭。
その後ろ最内から吉田稔騎手のファイナルスコアー、外からドリームライナー。
最後は1 1/2差でカキツバタロイヤルが見事1着!
2着にファイナルスコアー。3着にドリームライナー。
前走、テン乗り高橋利幸騎手で挑んだ金盃ではスタートで後手後手のまま直線でも伸びずの8着でしたが、ササ針休養明けの今回は快勝でした!
今回6戦目の石崎駿騎手もマイル左回りを考慮した積極的な騎乗はよかったと思います。
3角手前、ファイナルスコアーの前につけて内からシーズザゴールドの通った最内をロスなく回るコース取りはお見事でした。
過去川崎の走りから左回りが苦手なシーズザゴールドの後ろで、ふくらんだところの内がうまくあいたのも川崎では大きかったと思います。
小柄ながらも中央相手に戦ってきただけに、本来の力を出せばやはり強いですね〜。
調子ももどってきたみたいなので、交流重賞でも注目したい一頭です。
2着のファイナルスコアーは初のマイル戦でしたが、吉田稔騎手も最内にこだわった距離ロスをなくしたお見事な騎乗でした。
前の先行馬が牽制しあう中、自分の競馬に徹してカキツバタロイヤルの後ろから直線もうまく最内があきました。
ドリームライナーは好スタートで逃げの体制も、1角で外からディアーウッシュにハナを奪われ、向正面では内からシーズザゴールドに前に出られてのきびしい展開でしたが、1角で外にふった先行馬達が最後脚が止まった中、差しかえしての3着。
転厩2戦目、ちょっといそがしいマイルの流れでしたがうまく対応しました。
馬券的にはルクレルク軸の3連複で撃沈です・・。
無理にでもハナにいくとみたマグニフィカも前にいけずの中、内にはネイキッド、外ディアーウィッシュも中途半端な体制からの1角ハナと激しい先行争い。
さげたルクレルクは1角で外からマグニフィカ、2角では外にふられて外々追走、前半速かった中、その後終始外々追走が最後響いたのでしょうか、しまいも伸びずの8着。
激しくなりそうな先行争いでしたが、内からテン乗り繁田騎手のネイキッドが加わったのがやはりポイントになった感じでしょうか。
川崎で5頭での先行争いは激しいですっ。
そんな中、外から強引にハナを奪いに行ったディアーウィッシュも最後脚がとまって差されての4着。
あらためて川崎コーナーの重要性を感じたレースでした。
とくに川崎1角での外の馬を絶妙な位置関係と進入速度でひきつけてからコーナーで外にふるコース取りなどはいったいったの下のクラスでは大きいので、各騎手の川崎1角での乗り方の傾向を詳細に見極めていきたいと思いました。