南関日記

2012年8月1日(良)　第33回 サンタアニタトロフィー(Ｓ�V)

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今日は大井開催４日目。
メインレースはマイル戦の第33回 サンタアニタトロフィー(Ｓ�V)が行われました。
人気は前走大井マイルを快勝した戸崎騎手のファイナルスコアー。
レースは内から水野騎手のヤサカファインが好スタート。
その外から真島騎手のピエールタイガーがハナへ。
番手に少し離れて赤嶺騎手のゴーディー。
その後ろに今野騎手のディアーウィッシュ、内にファイナルスコアー、外に石崎駿騎手のカキツバタロイヤルで向正面へ。
後ろのペースが上がり全馬比較的かたまったまま３角へ。
逃げるピエールタイガーの外からゴーディー、少し離れてディアーウィッシュとファイナルスコアーで直線へ。
直線に入るとピエールタイガーとの差を徐々につめて、最後は1/2馬身差しきってゴーディーが見事１着！
２着にピエールタイガー。３着には大外から追い込んできた山崎騎手のシーズザゴールド。

全６勝のうち大井マイル４勝と大井マイルでは安定した走りのゴーディー。
赤嶺騎手とのコンビで見事重賞制覇です！さらに赤嶺騎手は重賞初勝利です！
お父さんで調教師の赤嶺本浩師の馬なので喜びもまた大きいと思います。
ここ２戦のように無理にハナにいかずに番手からの競馬で最後はよく差しきりました。
逃げてしぶとい印象でしたが、ここにきて差す競馬をおぼえてきたので競馬に幅も出てきた気がします。
毎回この馬の良さを理解した積極的な騎乗の赤嶺騎手だったので、重賞初勝利は個人的にも見ていてとてもよかったと思います。

川崎５連勝で挑んだピエールタイガー。
うまく単騎逃げの最近得意な形ももっていきましたが、最後は1/2差かわされての２着。
川崎参戦をきっかけに逃げる形で結果を出してきて久しぶりの大井でしたが、この馬の力はだしきったと思います。
川崎の重馬場中心の逃げ先行断然有利なコースで勝ってきただけに、最後は大井良馬場マイルでの経験の差が出たと思います。
スタートダッシュはもちろんですが、スタートでおしていってもあまりばてないスタミナが一番の魅力な気がします。
なので、ハナもしくは番手の競馬がこの馬に一番あっていると思うので次走も真島騎手＆ピエールタイガーは注目ですね。

シーズザゴールドは最後追い込んできての３着。
この馬の魅力の末脚を活かすにはやはり右回りの方がいいですね。
ただ内回りだとやはり少しきびしい感じでしょうか。

馬券的にはマグニフィカからの馬複、３連複で撃沈です・・・。
吉原騎手も出鞭を入れて積極的に行こうとしていましたが、行きっぷりもよくありませんでしたね。
去年の帝王賞の走りを見て、いつか軸でと思っていたところ前走的場騎手での快勝ということで狙ってみました。
かなりのメンバーがそろった南関重賞はやはりおもしろいですね。
ただあまり時間がなく、五輪も重なり中途半端な予想しかできなかったのでちょっと残念です。

夏は私たち人間もそうですが、動物たちもかなり暑さにやられていると思います。
そんな中、追い込むのはやはりすごく辛いんじゃないかと思っています。
なので夏は前に行く馬の評価を上げていこうと思いました。
さらに車の渋滞と似たような感じで、どの馬も暑さによるちょっとした減速が後ろにいくにしたがって大きくなる感じもあると思います。
毎日３０度超えがあたりまえになった日本の夏。
馬場の良、稍重、重、不良の感覚同様に気温もシビアに考えていく時代がきたのかな〜と思いました。
暑い・・・。