2010年6月16日(重) 第46回 関東オークス(JpnU)
今日は川崎開催3日目。
メインレースは牝馬クラシックの3冠目、2100m戦の第46回 関東オークス(JpnU)が行われました。
人気は中央の牝馬クラシックをにぎわしていた、阪神JF5着、桜花賞6着、オークス11着。今回、初ダートでテン乗り内田博幸騎手のシンメイフジ。
レースは最内から松岡騎手のアイシークレットがハナへ。
番手にはハナにこだわらずにいった本橋騎手のギンガセブン。
その後ろ内に柏木騎手のキョウエイトリガー、外にシンメイフジ。
かなりのペースでアイシークレットが後続を離して1周目スタンド前へ。
番手にギンガセブン、その後ろも少し離れて、キョウエイトリガー、シンメイフジ。
そして、その外から蛯名騎手のアドマイヤオンリーが4番手。
その3頭のすぐ後ろに今野騎手のハーミア。
あいかわらずアイシークレットの逃げで縦に長い展開で向正面に。
シンメイフジがギンガセブンの外に持ち出し、そのすぐ後ろにハーミア。
そのまた後ろに真島騎手のショウリダバンザイで4角へ。
逃げるアイシークレットの外から、ギンガセブンとシンメイフジが並んで追走。
その後ろからハーミア、少し離れてショウリダバンザイ。
直線に入ると、シンメイフジとギンガセブンがそのまま並んで伸びてくるもシンメイフジが抜け出し、その外からハーミア。
最後は11/2馬身差でシンメイフジが見事1着!
2着にハーミア。3着にギンガセブン。
初めてのダート2100mで2:13.1、上がり38.5と今年の1月にヴァーミリアンが出したコースレコード(2:12.7)に0.4差とすばらしいタイムで勝利したシンメイフジ。
芝でもしまいの32秒台の脚があるように瞬発力のある馬です。
芝のGTで接戦してきただけに、ダートだろうが力はやはりありますね。
初ダートで泥をかぶせないように最高の位置取りと川崎をわかっている内田騎手のしかけのタイミングなど、すばらしいレースでした。
2着のハーミアもスタートから、内に入れ有力馬を見るような形でレースを進められました。
3角手前あたりでシンメイフジについていけずに離されましたが、最後はせまっていますし、コーナーでの加速がうまく走れるようになると、さらに強くなりそうです。
今野騎手の騎乗もかなりよかったと思います。
今回は勝った馬が強かったというところでしょうか。
3着には逃げにこだわらずに最後もしっかり伸びたギンガセブン。
番手の追走とはいえ、かなり離れていてギンガセブン的には絶好の展開だったのではないでしょうか。
前走は大逃げでの5着でしたが、今回は無理なく自分のペースで走れたのでいい結果でした。
力のある馬だとは思っていたので、展開が向いたりレースを覚えてくればこれくらいは走っていい馬なので、本橋騎手とのコンビとしても今後楽しみです。
現在、世界はW杯で盛り上がっていますが、なんと勝った内田博幸騎手とサッカー日本代表のヤットでおなじみの遠藤保仁選手は遠い親戚みたいですね。
ビックリです!
がんばれ日本!