2012年10月4日(不良) 第9回 レディスプレリュード(重賞)
今日は大井開催5日目。
メインレースは牝馬による1800m戦、第9回 レディスプレリュード(重賞)が行われました。
人気は前走、クラーベセクレタに先着され3着、去年の覇者岩田騎手のミラクルレジェンド。
レースは最内横山典弘騎手のプレシャスジェムズ、外の方から岡部騎手のエーシンクールディが好スタート。
ハナは最内のプレシャスジェムズ。
少し離れて内にエーシンクールディ、すぐ外に幸騎手のプリンセスペスカ。
その後ろに酒井騎手のトウカイレジーナ、さらに後ろ外の5番手にミラクルレジェンドで向正面へ。
比較的遅いペースの中、縦に長い展開に。
後方から大外を戸崎騎手のクラーベセクレタが徐々に上がっていって前は固まりだして3角へ。
逃げるプレシャスジェムズの外からエーシンクールディとプリンセスペスカ。
その後ろ内からトウカイレジーナ、外にミラクルレジェンド、その後ろにクラーベセクレタで直線へ。
直線に入ると前の3頭の外からミラクルレジェンドが一気に先頭へ。
その内でプリンセスペスカが食い下がるも最後は11/2馬身差でミラクルレジェンドが見事1着!
2着にプリンセスペスカ。3着に川田騎手のダートムーア。
ミラクルレジェンドは5番手から直線抜け出す快勝でレディスプレリュード2連覇を達成しました!
前走は帝王賞からの連闘もあって3着でしたが、今回は余裕残しの仕上げで勝てたみたいでJBCレディスクラシックをいい形でむかえられそうです。
今年は川崎マイル戦ということで、この馬にとっては少し短いですが牝馬同士では負けられない戦いになりそうです。
不良馬場ですが時計のかかる馬場の大井競馬場。
どんな馬場でもしまい確実に伸びる末脚はさすが女王ですね!
プリンセスペスカはすぐ内のエーシンクールディと一緒に前にいって3番手からのレース。
4角で前をとらえ直線も、外からミラクルレジェンドに差されての2着。
幸騎手は通ったコース取りや仕掛け所など無駄のないお見事な騎乗だったと思います。
時計のかかる馬場もこの馬にとてもあっている気もしました。
最後は切れ味の差がでましたが、初の大井で3着以下の後続をちぎったいい走りだったと思います。
ダートムーアはスタートもあまりよくなく9番手からの競馬。
向正面で内に入れ勝負どころの行きっぷりも悪く、なんとかエーシンクールディをつかまえての3着。
馬券的にはクラーベセクレタ、ミラクルレジェンド軸の3連単で撃沈です・・。
クラーベセクレタは+15キロの自己最高体重480キロ。
スタートで躓き、後方4番手からのレース。
向正面で徐々に上がっていき、4角ではミラクルレジェンドの後ろにつけますが、直線伸びずの6着。
スタート抜群のこの馬にはめずらしい躓きで経験の少ない後方からのレースもありますが、やはり仕上げが少したりなかったのと今年初のマイル以上のレースが響いた感じでしょうか。
それでも牝馬同士で負けすぎな感じは気になりますが、今回のJBCレディスクラシックは川崎マイル戦。
今のクラーベセクレタにとってベストなコースなのでJBCレディスクラシックに期待したいですね。