2010年7月14日(重) 第12回 ジャパンダートダービー(JpnT)
今日は大井開催4日目。
メインレースは3歳クラシックの3冠目。2000m戦の第12回 ジャパンダートダービー(JpnT)が行われました。
人気はダート6戦5勝、皐月賞12着、重賞2連勝中の松岡騎手のバーディバーディ。
レースは内から安藤勝己騎手のバトードールがいくも外から戸崎騎手のマグニフィカがハナへ。
番手の外にバーディバーディ。
3番手内にバトードール、外に内田博幸騎手のコスモファントム。
その後ろ内に横山典弘騎手のトーセンアレス。外に藤岡騎手のプレファシオ。
逃げるマグニフィカの後ろに中央馬が固まった状態のまま3角へ。
その外からバーディバーディとコスモファントムが並んで追走。
直線に入ると、逃げるマグニフィカの後ろにバトードール、バーディバーディ、コスモファントム。
その後ろからトーセンアレス、岩田騎手のミラクルレジェンド。
最後はその差は縮まるも3/4馬身差でマグニフィカが見事1着!
2着にコスモファントム。3着にバトードール。
前走、東京ダービーでは単騎逃げながら、とばしすぎの為最後ばてて3着でしたが、今回はうまく戸崎騎手が乗り見事に逃切り勝ち。
調教の動きも抜群によかったですが、中央馬相手にすばらしい走りでした。
時計も2:05.2、上がり37.8と前半うまくのればかなりきれる脚が使えるも強みです。
重馬場で比較的時計が出る中、ぎりぎりのところでうまくペースを落とし、しかけどころで後ろがごちゃつく中、先に抜け出す戸崎騎手のお見事な騎乗でした。
大一番のレースにきっちり仕上げてくるあたりはさすがバンダナ川島師です。
コスモファントムは+22キロで、中央馬特有のスタートすべる中3番手の位置取りも直線前を捕らえきれず2着。
1番人気バーディバーディを見ながらのいい位置取りをとるあたりは内田博幸騎手はさすがです。
しまいも伸びていますし、戸崎騎手に完璧に乗られた感じでしょうか。
久しぶりのダートでしたが、よく走ったと思います。
3着のバトードールは出鞭を入れて内の3番手からのレースでしたが、4枠で出鞭まで入れていたのであのまま逃げても面白かったと思います。
この馬もよく走っていると思います。
人気のバーディバーディは3角でかなり手応えも悪く、残り100m近くで失速し6着。
それでも直線でコスモファントムを一回差し返したあたりはよかったですが、やはり距離が少し長かった感じでしょうか。
今年は南関参戦がかなり多い松岡騎手ですが、なかなか人気馬でも勝てないのでがんばってほしいところです。
川崎以外では勝っていないので大井でもなにかをつかんでほしいところです。
ガナールの出走取消しなどありましたが、なかなかのいいレースだったと思います。
馬券的にはバーディバーディ、コスモファントム軸、最後にマグニフィカ、バーディバーディ馬券も足したのですが、撃沈です・・。
新人の横川怜央騎手は今日の5Rでも勝利し、7勝目をあげました。
今開催で4勝と好調です。
迷いのない乗り方がいい結果に出ていると思います。
屋根の動揺は馬にも伝わるらしいですからね。
今日はかなり強風がふいていましたが、強風でもぶれない騎乗でがんばってほしいですね。
もう7月も14日ですが、7月からは格付基準が下半期になるので、休み明けの降格馬などに気をつけていきたいと思います。