南関日記

2012年10月10日(良)　第22回 埼玉新聞栄冠賞(Ｓ�V)

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今日は浦和開催２日目。
メインレースは1900m戦の第22回 埼玉新聞栄冠賞(Ｓ�V)が行われました。
人気は前走中央から転厩初戦オーバルスプリント２着、張田騎手のトーセンアレス。
レースは水野騎手のドラゴンウィスカーが好ダッシュも最内高橋利幸騎手のカキツバタロイヤルがハナへ。
外から川島騎手のケイアイライジンが番手に。
その外に今野騎手のドリームストライドが３番手。
４番手内にドラゴンウィスカー、外にトーセンアレスで１周目スタンド前へ。
ペースも落ちて、全馬固まったまま１角から向正面へ。
逃げるカキツバタロイヤルの外にぴったり並んでケイアイライジンとドリームストライド。
その後ろもぴったり外からトーセンアレス、内にドラゴンウィスカー。
前はかなり固まった状態で３角へ。
カキツバタロイヤルの外からトーセンアレスが一気にかわして直線へ。
直線に入るとカキツバタロイヤルも食い下がり２頭の叩きあいに。
最後はクビ差差しきってトーセンアレスが見事１着！
２着にカキツバタロイヤル。３着にドラゴンウィスカー。

中央でも1800m以上のレース中心だったトーセンアレス。
前走は1400mという距離不足の中、追い込んでの２着。
今回得意の長距離戦で移籍２戦目にして見事重賞制覇です！
外目４番手から３角では外を一気にまくっていく走りは内容的にも強かったです。
次はＪＢＣということで距離的にも脚質的にも、さらにのってる張田騎手なので楽しみです。

カキツバタロイヤルは金盃８着以来となるトシちゃんこと高橋利幸騎手とのコンビ。
スタートからおしていき、デビュー戦以来となる逃げるレース。
４角で外から並ばれ直線もう一度食らいつくも２着。
金盃では他馬との接触、連鎖的に後ろからの競馬で外を回す競馬だったので、今回は逃げた高橋騎手。
個人的には左回りのカキツバタロイヤルということで、やはり仕掛けにこだわった乗り方に興味がありました。
せっかくの最内枠、逃げそうなドリームストライド、ケイアイライジンなどがいたので馬のモチベーション的にも慣れない逃げのレースよりも差す競馬が見たかった気がします。
逃げに関しては好スタートのドラゴンウィスカーが外にいて心情的にその前にいきたかったと思いますが、外の逃げたい２頭に付き合っての逃げの体勢で１周目４角での12.2がやはり少し速すぎた感じでしょうか。
その後も終始外から突っつかれる展開の中、それでも直線外から並ばれてからの根性はさすがでした。

ドラゴンウィスカーは好スタートも両サイドを見ながら控えて逃げ馬の後ろの絶好の位置取り。
個人的に距離が少し長いと思いましたが、最内のコース取りで仕掛け所で前がかなり固まった状態で差すには外を回さざるをえない他馬を考えると位置取りはかなり大きかった気がします。
あくまで大事なのは３角手前で、３角進入の他馬の脚色を見極めてのコントロールの部分でも水野騎手のお見事な騎乗だったと思います。

馬券的にはカキツバタロイヤル、トーセンアレス軸の３連単などでしたが、３着ドラゴンウィスカーを買えずに撃沈です・・・。
あらためてコースを１周以上する浦和1900m、2000mや川崎2100mなどのポイントの１周目３角での位置取りや仕掛けは経験の差がダイレクトに出ると思いました。