南関日記

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南関日記

過去の日記

2013年1月3日(稍重) 第49回 報知オールスターカップ(SV)


今日は今年初の川崎開催3日目。
メインレースは2100m戦の第49回 報知オールスターカップ(SV)が行われました。
人気は前2走、0.1秒差2着、石崎駿騎手のカキツバタロイヤル。
レースは外の方、張田騎手のトーセンピングス、中の方から坂井騎手のマチカネニホンバレが好スタートも4番枠御神本騎手のナターレがハナへ。
大外回してトーセンビングス。
その内にマチカネニホンバレと今野騎手のドリームストライド。
少し離れて内から川島騎手のダブルウェッジ、赤岡騎手のタンゴノセック、森騎手のサイレントスタメンで1周目スタンド前へ。
一気にペースも落ち、全馬かなりかたまった状態に。
大外から一気に戸崎騎手のシーズザゴールドがハナへいって1角へ。
逃げるナターレの外にぴったりマチカネニホンバレ、シーズザゴールド。
その後ろ内にドリームストライド、大外からトーセンピングス、山崎騎手のアドマイヤシャトルで向正面へ。
ペースも上がり大外からは真島騎手のプレティオラス、内の方から五十嵐騎手のリバティバランスも上がっていき3角へ。
前は6,7頭がかたまったまま直線へ。
直線に入るとシーズザゴールドが先頭に。
その外からアドマイヤシャトルとカキツバタロイヤル。
最後は1/2馬身差押し切ってシーズザゴールドが見事1着!
2着にアドマイヤシャトル。3着にカキツバタロイヤル。

シーズザゴールドはゆったりとしたスタートで11番手からのレース。
スタンド前で一気にペースが遅くなった所を大外からまくっていき先頭集団へ。
向こう正面から外目3番手を追走して直線で抜け出して押し切る戸崎騎手らしいお見事な騎乗でした。
テン乗りでしたが、川島厩舎転厩2戦目で2010年の羽田盃以来の勝利です!
58,59キロと厳しい斤量を背負わされていましたが、今回は56キロと斤量的にもよかったですね。
馬のリズムを崩したくないので動いていったという戸崎騎手らしい馬のモチベーションを優先した騎乗、さらに先行馬を早めにつぶさずにうまく利用する、勝ち方をわかっている戸崎騎手ならではのレースセンスはまさにお見事でした!

アドマイヤシャトルは中団外目8番手からのレース。
そこから極力内側を追走も1角でサイレントスタメンと接触。
向正面では5頭分大外を追走し、直線ではシーズザゴールドの外につけるもその差はなかなか縮まらず1/2馬身届かずの2着。
向正面で早めに動いた分直線はいい形でむかえましたが、その分瞬発力が鈍った感じでしょうか。
中央5勝で、南関2戦目にして重賞2着と今後も得意の1800m戦など注目ですね。

カキツバタロイヤルはアドマイヤシャトルの後ろの10番手からのレース。
ペースが落ちた1周目4角で内に入れて、向正面で徐々に前に進出。
3角でばてたトーセンピングスにつまって前とは少し離されて直線へ。
直線に入るとアドマイヤシャトルの外に出して全馬最速の38.9の上がりもハナ差届かずの3着。
内を回っていって、向正面でも外からプレティオラスが来て勝負どころで外にも出せずに前に置いていかれたのが痛かったですね。
力のある馬なので、そこまで内にこだわらずにこの馬の左回りの仕掛けどころ、勝負根性を十分に引き出せたらおもしろかったと思います。
ただ川崎2100m戦で内にこだわる騎乗は悪くはなかったと思います。

馬券的にはカキツバタロイヤル軸の3連複も撃沈です・・・。
2013年初競馬初重賞でしたが完敗です・・。
先行馬が多く激しい先行争いになるとは思いましたが、それでも先行有利だろうということで予想しましたが、戸崎騎手の好騎乗で先行馬総崩れでした。
おそるべし戸崎騎手です。
昨年のカイカヨソウに引き続き川島&戸崎コンビの重賞制覇で幕をあけた南関競馬。
今年は戸崎騎手が中央に移籍予定の年なので、個人的に騎手重視の予想をしているだけに大変重要な年になりそうです。

中央競馬では2013年1月から、降着・失格のルールが変わります。
今年も何度も起きると思われるだけにチェックしとくといいと思います。
降着・失格のルールを変更しました
イラスト入りでわかりやすく説明していますが、結局は裁決委員の判断で決まりますが・・。

走行妨害がなければ被害馬が加害馬に先着していたという判断はかなり難しいと思うのですがどうするんでしょうか・・・。気になります。
そもそも馬の走る速度は一定ではないので、馬体が合ってから伸びる馬や並んでから伸びない馬などさまざまで、実際も写真判定で判別しているわけですし・・・。



うまうま君