南関日記

2014年2月12日(不良)　第50回 報知グランプリカップ(Ｓ�V)

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今日は船橋開催３日目。
初日は降雪の影響で安全な競馬施行に支障があると判断された為に開催中止になりました。
メインレースは1800m戦の第50回 報知グランプリカップ(Ｓ�V)が行われました。
人気は前走南関移籍初戦６着、戸崎騎手のオメガインベガス。
レースはオメガインベガスが好ダッシュでハナへ。
大外から内にきれこんで石崎駿騎手のケイアイヘルメスが外番手に。
その後ろ内から真島騎手のジェネラルノブレス、御神本騎手のスマートジョーカー、吉原騎手のサミットストーンで１角へ。
全馬比較的かたまったまま向正面へ。
４角から向正面に入りペースも落ち着き、逃げるオメガインベガスの外にケイアイヘルメス。
そのすぐ後ろ内にジェネラルノブレス、外にサミットストーン。
さらに後ろ内から的場騎手のゴールドバシリスク、スマートジョーカー、見澤騎手のタマモクリエイト。
３角手前で大外から張田騎手のトーセンルーチェが上がっていき３角へ。
オメガインベガス、ケイアイヘルメスの外からサミットストーンが上がっていき３頭並んで直線へ。
直線に入るとオメガインベガスが徐々に突き放し、２番手にサミットストーン。
最内からゴールドバシリスク。
最後はその差を２馬身に広げてオメガインベガスが見事１着！
２着にサミットストーン。３着にゴールドバシリスク。

オメガインベガスは３枠４番からのスタート。
好ダッシュで一気にハナを奪うと、後続の動きを確認しながらすぐに自分のペースに。
そのままマイペースで逃げ、４角で外から引き付けたところを直線入り口で鞭を入れ引き離しての逃げ切り勝ち！
移籍２戦目にして見事南関重賞制覇です！
唯一の牝馬で51キロと斤量的にも有利でしたが、好スタートでマイペース、直線突き放すお手本のような逃げの戸崎騎手はお見事だったと思います。
スタートからの位置取りと道中のペースや折り合い、仕掛けのタイミングなど簡単そうにやっているあたりはさすがですね。
戸崎騎手は先週のフォーティファイドに続いて南関重賞２連勝です！
やはり南関での戸崎騎手の騎乗は見ていてもありえないくらいの安心感がありますね〜。
絶対のない競馬において、戸崎騎手があの形になったらまずくずれないイメージなのでおそるべしです。
ほとんどのレースで常にいい位置取りをする戸崎騎手ですが、強引にいい位置取りを取りにいっているわけではないので、しまいもきっちり伸びてきますね。
多少無理にいっても馬の能力や手ごたえに応じて、道中の折り合い、仕掛けなど細かい部分でうまく調整したり、やはり馬への負担の部分が他の騎手と大きく違う気がします。
元中央馬ですが(笑)、南関馬として牝馬交流戦もおもしろくなってきたオメガインベガスにも注目ですね。

サミットストーンは８枠１３番からのスタート。
内のサトノデートナの外から徐々に内にいれていき外目３番手の位置取り。
そのまま３角でケイアイヘルメスの外から徐々にまくっていき、外２番手で直線へ。
直線に入ると前との差は徐々に広がっての２着。
金沢で吉原騎手が乗って９戦７勝で南関移籍してきましたが、前走はスタート後接触したりなどの不利があって最後は伸びきれずの５着。
最近は前にいってスタミナ勝負する感じなので、前走よりかは自分の走りができたんじゃないでしょうか。
中央４勝は1200m〜1800mということでいろんなレースに対応できそうで今後のレースも楽しみですね。

ゴールドバシリスクは６枠９番からのスタート。
スタートすると徐々に内にいれていき、ジェネラルノブレスの後ろ最内５，６番手からの位置取り。
そのまま最内を追走し、最内をぴったり回って直線へ。
直線に入ると徐々にサミットストーンとの差を縮めるもクビ差届かずの３着。
中央のダートではマイルまでしか経験がないですが、移籍２戦目の前走1700mを快勝。
今回1800mを差してきてクビ差３着ということで、７歳ですが長い距離もよさそうですね。
前走千葉テレビ放送盃ではスタートで尻鞭、直線では的場騎手ならではの追い方に肩鞭ということでしたが、今回は直線も尻鞭でしたね。
前走の話ですが、個人的に的場騎手の肩鞭バージョンはかなりかっこいい追い方だと思います。
(実況がゴールドバジリスクと名前を間違っているのが気になりますが・・笑)
チークピーシーズをする馬なので扶助的な理由なのか、馬場がベチャベチャの不良馬場だったので重心的なものなのかわかりませんが、的場騎手の騎乗はやはり楽しいですね〜。

馬券的にはジェネラルノブレス軸の３連複も撃沈です・・。
いいスタートで真島騎手も出鞭を入れて前にいき最内３，４番手の位置取り。
そのまま最内追走から直線外に出して追ってくるも前との差は広がり最後もハナ差かわされての５着。
前走同様ゴールドバシリスクとは３馬身差。
やはりちょっと力がたりなかった感じでしょうか。