2012年10月3日(稍重) 第46回 東京盃(JpnU)
今日は大井開催4日目。
メインレースは1200m戦の第46回 東京盃(JpnU)が行われました。
人気は重賞4連勝中、岩田騎手のセイクリムズン。
レースはラブミーチャンがスタート。
その内から坂井騎手のジーエスライカーがハナへ。
番手外に和田騎手のギオンゴールド、その外にラブミーチャン。
少し離れて内から御神本騎手のゴールドキャヴィア、セイクリムズン、内田博幸騎手のタイセイレジェンド。
逃げるジーエスライカーの外からラブミーチャン、タイセイレジェンドで直線へ。
直線に入るとジリジリとラブミーチャンが先頭、外からタイセイレジェンド、内からセイクリムズン。
最後は全馬最速の上がり36.8でその差を11/2馬身広げてラブミーチャンが見事1着!
2着にタイセイレジェンド。3着にセイクリムズン。
勝ったラブミーチャンは抜群のスタートで、内を見ながら3番手を追走、直線でも危なげなく前を差し切っての理想的なレースでのお見事な重賞制覇です!
念願の中央交流重賞制覇と陣営もオーナーのDr.コパさんもうれしかったと思います。
今年は3着以下なし、好位からの差すレースができるようになってからかなり強くなったと思います。
この馬のすごい所はやはり全国各地で毎回すばらしいパフォーマンスを出せている所だと思います。
本当に感心します。
今回は54キロと斤量的に有利でしたが、中央馬に負けないスタートと切れ味でJBCスプリントも楽しみです。
意外にも川崎は全日本2歳優駿以来ですが、先行有利、上がりもしっかりしているのでかなり期待しています。
1400mという距離はスピードとスタミナのバランス的にもこの馬にはベストな距離だと思います。
タイセイレジェンドは大外から押していくも4番手からのレース。
直線も前との差はつまらずの2着。
逃げ、先行でいい成績をあげてきただけに大外はかなりきつかったと思います。
前にいくジーエスライカー、ラブミーチャンがいる中で直線なんとかいい形でむきましたが、
このクラスの大井で差す競馬をするには35秒後半〜36秒前半の上がりはほしい所なので前にいけないときびしかったですね。
大外でのこの馬の力は出し切ったと思います。
セイクリムズンは去年のこのレースも休み明けで4着。
今回も休み明けという中、3角には5,6番手といい位置取りでしたが直線伸びきれず3着。
重賞4連勝中、個人的にはもう少し仕上げてほしかった気がします・・・。
JBCスプリントを目標に仕上げているとは思うので、本番までどれぐらい仕上げてくるか注目です。
ポイントになりそうなのはやはり今年のJBCスプリントは川崎1400m。
この馬にとってもっとも得意な距離ですが、初の川崎ということで先行する意識を理解させる為に今回はフェブラリーSでの吉田隼人騎手の逃げくらいの負荷がほしいレースだったと思います。
馬券的にはラブミーチャン軸の3連複でなんとか的中できました。
期待していたジーエスライカーはやはり最後差されてしまいました・・・。
どう乗るのか注目していた逃げないレース展開でしたが、速いのでやはり無理でしたね・・(笑)
自分の走りを一生懸命する馬だけに、差す競馬よりもやはり逃げに固執したほうがいい気はしますがどうなんでしょうか。
速い先行馬(ラブミーチャン)がいると後続馬の展開になりやすいので少し厳しいのかもしれませんね。
全体的にはスプリント路線は地方馬でも十分中央馬と戦えるのでレースがおもしろいですね〜!