2013年3月27日(良) 第36回 京浜盃(SU)
今日は大井開催4日目。
メインレースは3歳による1700m戦、第36回 京浜盃(SU)が行われました。
人気は僅差で、前走雲取賞で後続を直線一気に引き離して勝利したテン乗り佐藤裕太騎手のアウトジェネラル。
レースは的場騎手のヴィクトリーケルブが好スタート。
内から好ダッシュで柏木騎手のリコーハマラがハナへ。
その外番手にヴィクトリーケルブ。
3番手外に石崎駿騎手のジェネラルグラント。
その後ろ内に金子騎手のソルテ、外に森騎手のブラックワードで向正面へ。
比較的速いペースも前はかたまった状態のまま、逃げるリコーハマラの外にヴィクトリーケルブ、その外にジェネラルグラント。
その後ろ内にソルテ、その外から佐藤裕太騎手のアウトジェネラル、坂井騎手のオーネットエース、ブラックワードで3角へ。
前は少しバラけて、逃げるリコーハマラの外にジェネラルグラント、その外に出したソルテで直線へ。
直線に入ると、ジェネラルグラントが一気に先頭に。
外からはアウトジェネラル。大外からは左海騎手のインサイドザパーク。
最後はその差を3馬身広げてジェネラルグラントが見事1着!
2着にアウトジェネラル。3着にインサイドザパーク。
ジェネラルグラントは好ダッシュで外目3番手からのレース。
なかなかのペースの中、3角も外を回り4角では前をとらえ、直線で一気に後続を引き離す圧勝とお見事です!
時計も良馬場で1:47.1上がり38.1と、前にいけて外を回りながら全馬最速の上がり38.1とかなり強い内容での勝利です。
石崎駿騎手も『道中もずっと勝てると思っていた』とかなりの自信だったみたいですね。
去年はクローバー賞ではロゴタイプに先着、北海道2歳優駿では中央馬につかまるも強い内容のレースで5着、全日本2歳優駿ではサマリーズに離されるも2着と
2012年、NARグランプリ2歳最優秀牡馬ということで、やはりかなり強いですね〜。
北海道2歳優駿のレースを見て、カイカヨソウ、アウトジェネラル、ジェネラルグラントはかなり強いと思っていましたが、調教の動きや今回のレースを見てもさらにパワーアップしていますね。
3歳クラシックが楽しみな一頭ですね。
アウトジェネラルはスタートから躓くも、かなりおして内目6番手からのレース。
道中もおっつけてなんとかソルテの後ろ外の位置取り。
3角から4角で前と離されるも、直線伸びての2着。
躓きながらも積極的におして前にいき、道中は砂を被っておっつけながらもオーネットエースの内の位置取りを維持した佐藤騎手はよかったと思います。
直線に外に出してからの伸びは大井の外回りもあっている感じですね。
躓きながら、時計も良馬場で1:47.7上がり38.4とかなり速いです。
馬群の中からの抜け出すいい内容のレースで、かなりいい経験になったと思います。
今回は勝った馬が強すぎた感じでしょうか。
ジェネラルグラント同様、楽しみな一頭ですね。
インサイドザパークは全日本2歳優駿ではスタートがよくなく5着。
ヒヤシンスSでも一頭出遅れての8着と毎回課題のスタート。
今回は大外枠から、やはりスタート出遅れて躓くも前につけて11番手からのレース。
向正面でうまく内目を追走し、4角から直線で一気に外に出して追い込むも3着まで。
時計は良馬場で1:47.9上がり38.2と速いです。
しまい確実に伸びてくる末脚を活かせる大井外回りで強い馬相手にとてもいい経験になったと思います。
まだ、スタートなど課題もたくさんあると思いますがいい内容のレースで次走も注目の一頭ですね。
今回は前の2頭が強かった感じでしょうか。
馬券的にはジェネラルグラント軸の3連複でなんとか的中できました。
3歳でここまでレベルの高いレースになるとは思っていませんでしたが、上位の馬達はかなり強いので、クラシック戦線も楽しみになってきましたね。
まだ3歳の馬たちだけに、やはり何度も乗ってみないと馬の癖などは見えてこないと思うので、乗り代わりなども注意しながら予想していきたいと思います。