南関日記

2013年6月12日(重)　第49回 関東オークス(Jpn�U)

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今日は川崎開催３日目。
メインレースは牝馬クラシック３冠目、2100m戦の第49回 関東オークス(Jpn�U)が行われました。
人気はダートは２戦２勝、戸崎騎手のオメガインベガス。
レースは中の方から繁田騎手のデイジーギャルがおしてハナへ。
その後ろ内からオメガインベガス。
外に岩田騎手のアムールポエジー。
その後ろに松田騎手のモンシュシュ、内に的場騎手のイチリュウで１周目３角へ。
４角でペースが落ちるも逃げるデイジーギャルが後続を離して縦に長い展開でスタンド前へ。
すこし離れた番手にアムールポエジー。
さらに少し離れてオメガインベガス、その外から上がっていった内田博幸騎手のティズトレメンダス。
その後ろ内からイチリュウ、モンシュシュ。
さらに後ろに森騎手のフォレノワール、外に御神本騎手のアステールネオ。
内に真島騎手のケンブリッジナイスでその後ろは大きく離れて１角へ。
向正面に入るとデイジーギャルのリードも少なくなり、先頭は外からアムールポエジー。
少し離れてオメガインベガス、その後ろは少し離れて３角へ。
４角から逃げるアムールポエジーが徐々にリードを広げ、そのまま最後は５馬身差で押し切り見事１着！
２着にオメガインベガス。３着にモンシュシュ。

アムールポエジーは京都1800m戦２連勝から３連勝で見事重賞制覇です！
スタートから出鞭を入れて外目、番手からのレース。
向正面で早めに先頭にたち、そのまま押し切り勝ち！
野中師や岩田騎手曰く、気難しくて幼く馬込みに入れたり外からかぶされると嫌気をさすみたいでしたが、大逃げしたデイジーギャルとも間隔をあけ、オメガインベガスにかぶされないように早めに動いてうまく押し切る競馬をした岩田騎手はお見事でした。
乗り難しそうな馬だけに今後どのように成長していくかは注目ですね。

オメガインベガスはスタートで遅れるも、おして一気に内目番手へ。
３角で３番手に下げ、道中離れた外目３番手を追走。
向正面でペースが上がったところで前についていくもその差は徐々に離されての２着。
逃げて勝ってきた馬で絶好の３枠３番でしたが、スタートで出遅れたのが痛かった感じでしょうか。
しかしその後すぐに３角までに番手につけたスピードと戸崎騎手の判断はよかったと思います。
１周目３角までに内から番手の位置取りを確保し、ペースが落ちる１周目４角からスタンド前での隊列を予測しての３角でのペース判断はお見事だったと思いました。
初の2100m戦でしたが前半に脚を使って外々をまわっての競馬は内容的にもよかったと思います。

モンシュシュは好スタートからオメガインベガスの外４番手からのレース。
１角入り口で外からティズトレメンダスにまくられるも、向正面ではフォレノワールと並んで前を追いかけ３番手で直線へ。
しかし、前との差は縮まらず３着。
松田騎手も初の川崎が2100m戦ということでむずかしかったと思いますが、３着確保は悪くなかったと思います。

馬券的にはオメガインベガス軸の３連単と２着固定の馬単でなんとか的中できました。
どの馬も距離不安がある中、2100m戦で差してこれそうな馬も見当たらずいったいったの展開になるとは思いましたが、スタート出遅れても前につけた戸崎騎手はやはりさすがだなと思いました。
この時期の３歳牝馬でほとんどの馬が初距離、初川崎、いったいったで勝ってきた馬たちが多い中での３角までの位置取りを重要視したお見事な騎乗だったと思います。
馬券圏内をはずさないあたりは、まさにおそるべし戸崎騎手です。