2014年3月19日(稍重) 第59回 ダイオライト記念(JpnU)
今日は船橋開催3日目。
牝馬戦線を盛り上げ、馬券的にもかなりお世話になったクラーベセクレタ号の引退式が行われるということで急遽現地観戦してきました。
牝馬でありながら羽田盃、東京ダービーを勝ち、その後も牝馬路線で中央馬相手に活躍した姿はすばらしかったです。
戦績は31戦で12勝2着4回3着1回、重賞11勝(南関重賞9勝)ということで、
2010年 第34回 東京2歳優駿牝馬(ST)
2011年 第3回 ユングフラウ賞(SV)
2011年 第34回 京浜盃(SU)
2011年 第56回 羽田盃(ST)
2011年 第57回 東京ダービー(ST)
2011年 第22回 ロジータ記念(ST)
2011年 第57回 クイーン賞(JpnV)
2012年 第50回 しらさぎ賞(SV)
2012年 第9回 スパーキングサマーカップ(SV)
と並べて見るとさすがにすばらしい成績ですね〜。
ちょっとキャンターくらいは期待しちゃいましたが、戸崎騎手を背に歩いて登場です!
サンデーレーシングのメンコと戸崎騎手の勝負服のこの組み合わせは登場するだけでグッときますね〜。
今日はレースに乗らないのでこの為に駆けつけてくれました。
2011年3月11日に起きた東日本大震災によって桜花賞が中止になり、メンコにも『がんばろう日本』の刺繍文字が。
2011年のその後は、牡馬クラシック路線などで重賞5勝とみんなに元気を与える走りでした。
クラーベセクレタ号を見つめる川島師の表情も感慨深いものがありますね〜。
川島師曰くやはり一番印象に残ったレースは東京ダービーとのことです。
牝馬では20年ぶりの快挙、牝馬で羽田盃との2冠は22年ぶりの快挙ですからね〜。
戸崎騎手の花束贈呈は、調教パートナーの千葉県騎手会会長の佐藤裕太騎手です。
ちょっと話はそれますが、インテルの長友選手でイタリアでも有名な『お辞儀』ですが、個人的にはマナーにそった形式的なお辞儀ではなく生活に根付いた何度もお辞儀をする日本人の感じは馬にも似ているので好きです。
そのときに発する聞こえるか聞こえないかくらいの言葉ともいえない声(音?)から相手の感情を読み取るのは競馬にも似ているなぁ〜と思います。
繋養先は北海道のノーザンファームみたいですね。
是非、無事に元気な仔を産んで、南関で走ってほしいですね。
クラーベセクレタ、本当にお疲れ様でした!
今日は引退式と交流重賞ということでパドックもすごい人でした。
馬の脚まで撮りたいのですが、いかんせん前の人の頭がものすごく見切れるので、神経は馬の状態を見るのよりも馬の脚が入るかどうかに集中してしまいますね・・(笑)
短い距離から長い距離まで、芦毛の8歳サイオンということでけっこう白いです。
クラーベセクレタと同じサンデーレーシングのメンコですが、ちょっと濃い目の鹿毛がアウトジェネラルっぽくていいですね〜。
この色合いに御神本騎手の勝負服が合うんですよね〜。
こちらは的場騎手の肩ムチでマイブームのゴールドバシリスクです。
いつも思いますが、シャドーロールやブローバンド、ブリンカーなどありますが、チークピーシーズが一番重そうです。
前か横から撮りたかったですが、トウショウフリークに武豊騎手が乗る瞬間後ろバージョンです。
小牧騎手の地方初参戦のナイスミーチューです。
小牧騎手もナイスミーチューも同じとこ見てますね〜。
雰囲気はオレンジを必死になって追いかけるサントリー南アルプスの天然水&朝摘みオレンジのアニメのCMのようです。
1番人気、岩田騎手のムスカテールです。
黒メンコに黒帽子、黒ってなぜか不気味ですよね・・・。
酒井学騎手のニホンピロアワーズです。
金沢、名古屋から船橋といろんな競馬場で走っている感じはいいですね〜。
第59回 ダイオライト記念(JpnU)
人気は前走ホッコータルマエの2着、岩田騎手のムスカテール。
レースは大外石崎駿騎手のサミットストーンが好スタートで前にいくも内からトウショウフリークがハナへ。
番手外にサミットストーン。
その後ろ3番手にニホンピロアワーズ、内からムスカテール、外から後藤騎手のパワーストラグルで1周目3角へ。
その後ろ内にゴールドバシリスク、外に左海騎手のタマモクリエイト。
縦に長い展開もスタンド前でペースも落ち着き、前はかなり固まりだして1角へ。
向正面に入ってもゆったりとしたペースで逃げるトウショウフリークの外にサミットストーン。
その後ろ内にムスカテール、外にニホンピロアワーズ、最内にゴールドバシリスク。
3角で徐々にペースが上がる中サミットストーンの外からニホンピロアワーズ。
トウショウフリークが1,2馬身リードのまま直線へ。
直線に入るとニホンピロアワーズが外から差しきって見事1着!
2着にトウショウフリーク。3着にサミットストーン。
ニホンピロアワーズは3枠3番からのスタート。
好スタートから前にいった2頭を見ながらの3番手の位置取り。
スタンド前から内ムスカテールと並んで追走。
3角から外に出して直線差し切っての完勝です!
東京大賞典の頃はまだ動き的にもあまりよくない感じでしたが、次走東海ステークスを
完勝し、フェブラリーSでもせまい中を追い上げて上がり35.5の8着と調子が戻ってきた感じでしょうか。
マイル戦のあとの2400m戦、サミットストーンの後ろにつけた酒井騎手もお見事だったと思います。
これで重賞7勝目!
ここ最近先着していないホッコータルマエとの再戦も楽しみですね。
トウショウフリークは4枠6番からのスタート。
いつものように好スタート好ダッシュでハナにたつと、ゆったりとしたペースで逃げる展開。
3,4角で徐々にペースを上げ直線も、最後は差されての2着。
前走川崎記念では後ろを引き離す逃げで3着でしたが、今回は引き付けての逃げと馬場に合った武豊騎手のお見事な騎乗だったと思います。
上がりもスピードも出にくい馬場も味方し、ペースを握る番手外にサミットストーンがいたのでうまくスローにおとしてリードをたもったままの直線でしたが、ちょっと相手が強かった感じでしょうか。
サミットストーンは大外8枠14番からのスタート。
好スタートで番手外につけると、そのまま番手を追走。
3角からペースが上がって少し離されて直線へ。
前の2頭に離されるも後続に3馬身差つけての3着。
前につけてのスタミナ勝負が得意な感じなので、うまく番手外につけた石崎駿騎手の位置取りはお見事でした。
トウショウフリークのペースもゆったりだったので展開的にも絶好の展開でしたね。
前の2頭に離されましたが移籍3戦目、どんどんよくなってると思います。
馬券的にはトウショウフリーク軸の馬複でなんとか的中できました。
今開催、圧倒的に逃げ馬有利で後ろからだとほとんど伸びない馬場、前走後ろを引き離す形の逃げで3着の武豊騎手なので、同じ乗り方(逃げ方)はまずしないだろうということで軸にできました。
1周目スタンド前です。
時計的にきびしい相手には必ず最内のコース取りで最短距離を狙う黄色帽の的場騎手もいますね〜。さすがです。
最後の直線です。
写真的にも大事な瞬間なので、カメラ撮ってる人はほぼレースは楽しめてないと思います(笑)
なんかカップとかそういうのです。
馬券重視の時はすぐに最終レースのパドックですが、今日はクラーベセクレタ引退式がメインなのでウィナーズサークルへ。
川崎の酒井忍騎手の弟さんが、見事に南関重賞制覇です!
少し曇っていて寒かったですが、やはり目の前で馬の迫力を体験するのは気分的にもいいですね〜。
これから暖かくなってくるので、現地観戦は特におすすめです!