2014年9月11日(不良) 第25回 テレ玉杯オーバルスプリント(JpnV)
今日は浦和開催2日目。
メインレースは1400m戦の第25回 テレ玉杯オーバルスプリント(JpnV)が行われました。
人気は前走サマーチャンピオンを制した武幸四郎騎手のエーシンビートロン。
レースは内の方から出鞭を入れて川島騎手のナイキマドリードがハナへ。
その外番手にぴったりエーシンビートロン。
少し離れて鞭を入れて前に行く本橋騎手のセイントメモリー、外から松山騎手のネオザウイナー。
その後ろ内に御神本騎手のジェネラルグラント、外に岩田騎手のアドマイヤサガスで1角へ。
全馬比較的かたまったまま向正面へ。
逃げるナイキマドリードの外にぴったりエーシンビートロン。
その外も並んでネオザウイナー。
大外から一気にアドマイヤサガスがまくっていきペースも上がり、その後ろからつれて戸崎騎手のキョウエイアシュラ。
3角に入るとアドマイヤサガスが先頭で、その外にキョウエイアシュラ。
少し離れてエーシンビートロンで直線へ。
直線に入ると、キョウエイアシュラが先頭にたつと、その後ろからエーシンビートロン。
最後は2馬身差でキョウエイアシュラが見事1着!
2着にエーシンビートロン。3着にアドマイヤサガス。
キョウエイアシュラは5枠5番からのスタート。
スタートで少し躓くも、おして7,8番手の位置取り。
コーナーで前との差を縮め向正面に入ると、外から早めにまくっていったアドマイヤサガスの後ろから、つれて上がっていき2番手で直線へ。
直線に入るとそのまま押し切っての勝利。
陣営からも長くいい脚を使うとのことで、戸崎騎手もその個性を引き出した騎乗はお見事でした。
浦和1400mでスタート躓くというかなりの不利の中でしたが、早めに動いたアドマイヤサガスの外を回っての勝利と、内容的にもかなり強かったと思います。
戸崎騎手曰く『まだ遊びながら走っていたし、余裕があったから。』とのこと。
早めに動いたアドマイヤサガスが前を全部まくるのを利用しつつ、自分の馬の特徴やモチベーションを高める騎乗の戸崎騎手はおそるべしですね。
躓いても慌てず、浦和1400mでの勝ち方のパターンが全て体に染み付いている感じですね。
エーシンビートロンは2枠2番からのスタート。
好スタート好ダッシュで前にいくも、引かない姿勢のナイキマドリードの外番手の位置取り。
向正面で外からアドマイヤサガスにまくられると、3角ではキョウエイアシュラにもまくられて少し離れた3番手で直線へ。
直線に入るとキョウエイアシュラの外に出して追い込むもその差は縮まらずの2着。
好スタート好ダッシュで無理に争わずに番手の位置取りはよかったですが、完全に仕掛けが遅かった感じでしょうか。
2頭にまくられてから直線外に出して追い出す、浦和では厳しい仕掛けだったと思います。
外番手の絶好の位置取りだっただけにかなりもったいなかった気がします。
アドマイヤサガスは7枠9番からのスタート。
おして内にいれていき、外目5番手の位置取り。
向正面に入ると、大外から一気にまくっていき先頭で3角へ。
直線に入ると脚色がにぶり失速しての3着。
浦和1400mの外枠ということで、スタートからおしていき、他馬の出方を見ながら1角早めに控えたのはよかったと思います。
その後向正面でも激しい先行争いをした先行勢が一番嫌う位置からのまくり、そこまできれるタイプではないので早めに動いてのおしきりを狙う騎乗はお見事だったと思います。
最後は失速しましたが、馬の力を考えての勝ちに行く競馬をした岩田騎手はあらためて勝負師だな〜と思いました。
岩田騎手ならではの大胆な騎乗だったと思います。
馬券的にはエーシンビートロンとキョウエイアシュラ軸の3連複でなんとか的中できました。
御神本騎手に乗り代わったジェネラルグラントですが、スタート遅れるもおして前に行き、キョウエイアシュラについていく形で4番手で直線へ。
最後はトーセンアレスに差されての5着ということで、最後の脚色などを含めて次走の参考にしたいと思います。