南関日記

タイトル
このサイトは一生競馬を楽しむなら何だかんだで南関ダートでしょ!! がコンセプトのホームページです。個人的には少しでも多くの人に南関競馬の楽しさが伝わればと思っています。

南関日記

過去の日記

2014年7月2日(良) 第18回 スパーキングレディーカップ(JpnV)


今日は川崎開催3日目。
メインレースは牝馬によるマイル戦、第18回 スパーキングレディーカップ(JpnV)が行われました。
人気は前走関東オークスを制した戸崎騎手のエスメラルディーナ。
レースは大外から武豊騎手のサウンドガガがハナへ。
その外番手にエスメラルディーナ、その外から上がってきて吉田隼人騎手のアクティビューティ。
4番手最内に入れて三浦騎手のカチューシャで1角へ。
その後ろ少し離れて外に森騎手のレッドクラウディア、内に石崎駿騎手のアスカリーブル。
前は逃げるサウンドガガが2馬身ほどリードして向正面へ。
その外すぐにぴったり押し上げてエスメラルディーナとアクティビューティ。
最内カチューシャでその後ろからレッドクラウディアとその外からおして坂井騎手のマイネエレーナで3角へ。
リードを広げたサウンドガガの外にカチューシャが出して直線へ。
その後ろは最内をついてマイネエレーナ。
前の2頭が後続を突き放しての叩きあいに。
最後はクビ差しのいでサウンドガガが見事1着!
2着にカチューシャ。3着にマイネエレーナ。

サウンドガガは大外8枠12番からのスタート。
好ダッシュで徐々に内に入れていきハナへ。
うまくコーナーでリードを広げ、向正面に入るとゆるみないペースで4角では後続をふりきって直線へ。
最後はいっぱいもクビ差しのいで見事マイル重賞制覇です!
中央の全6勝は1200mということで、距離的にはギリギリな感じでしたが、川崎のコーナーを利用した武豊騎手のお見事な騎乗だったと思います。
ピッチ走法なので、小回りの川崎も上手に回っていましたね〜。
時計も1:39.4上がり38.7とよかったと思います。
戸崎騎手もよく見せてくれていた、浦和や川崎で起きるコーナー進入速度により外の馬は外にふられるパターンのやつもあって2角出口でのリードも広がったと思います。
特に中央馬はトップスピードが速いので1角の入り口は重要ですね。
いくつかのレースを見て、距離への対応としてはためるよりも前に行ったほうがいい感じはしていましたが、まさにユタカマジックですね。
多くの中央騎手が地方=小回りみたいなざっくりしたイメージで乗っている感じの中、武豊騎手は全国のいろんな競馬場を知っているだけあって、細かい特徴を理解している感じですね〜。
武豊騎手らしいお手本のようなすばらしい逃げだったと思います。

カチューシャは5枠5番からのスタート。
スタートで少し狭くなるもおして4番手の位置取り。
外からくるアクティビューティを見ながら空いた最内にいれ、少し離れた4番手を追走。
そのまま最内から直線でサウンドガガの外に出して追い込むも同タイムクビ差のくやしい2着。
1角手前で最内にいれ、3角あたりから動いていっての無駄のないコース取りと仕掛けの三浦騎手はお見事だったと思います。
今回は勝った馬にうまく乗られた感じでしょうか。

マイネエレーナは6枠8番からのスタート。
徐々に内にいれていきレッドクラウディアの後ろ7番手の位置取り。
2角でレッドクラウディアの外に出して、並んで前を追走。
コーナーでは最内を通って直線へ。
4着以下は引き離すも、前の2頭との差は広がっての3着。
スタンド前で少しリズムを崩す感じもありましたが、2角からの積極的な走りと、3,4角で最内をつくコース取りなどもよかったと思います。
カイカヨソウとともに休み明け+15キロのアクティビューティに先着したのは、交流重賞の地方勢としてもいい走りでしたね。

馬券的にはエスメラルディーナ軸の3連複も撃沈です・・・。
関東オークスを勝ったとはいえ、3歳で初の古馬相手、時計も少し足りない感じでしたが、ガガ様のペースにやられてしまった感じでしょうか。
休み明け+15キロとはいえアクティビューティがちょっと負けすぎたのも7歳ということで少し気になりますね〜。



うまうま君