2012年4月4日(重) 第16回 マリーンカップ(JpnV)
今日は船橋開催3日目。
メインレースは牝馬によるマイル戦、第16回 マリーンカップ(JpnV)が行われました。
人気は去年のJBCレディスクラシックを制して、ジャパンカップダート6着の岩田騎手のミラクルレジェンド。
レースは内の方から戸崎騎手のクラーベセクレタが好スタート。
外から一気におして森騎手のメモリアルイヤーがハナへ。
その外番手に武豊騎手のプレシャスジェムズ。
少し離れて3番手に川田騎手のアイアムアクトレス。
その内にクラーベセクレタ、外に的場騎手のエミーズパラダイス、その後ろ内にミラクルレジェンドで向正面へ。
3角で逃げるメモリアルイヤーがばててプレシャスジェムズが先頭に。
その後ろアイアムアクトレスの外からクラーベセクレタ、エミーズパラダイス、ミラクルレジェンドで直線へ。
直線に入るとプレシャスジェムズの外から並んでクラーベセクレタとミラクルレジェンド。
クラーベセクレタも食らいついていくもその差は徐々に広がり最後は11/2馬身差差しきってミラクルレジェンドが見事1着!
2着にクラーベセクレタ。3着にプレシャスジェムズ。
ラヴェリータが引退し、牝馬戦では負けられないミラクルレジェンド。
降雪のため開催中止になったエンプレス杯で調整も狂った休み明けですが、しまいのキレはすばらしくまさに完勝でした!
初のダートマイルでしたが、4角では大外を回っての差しきりと内容的にもかなり強い内容でした。
牡馬相手でも6着以下なし、しまいも確実に伸びるので牝馬同士ではやはり力が違いますね。
距離が伸びると他馬との力差もさらに広がると思うので、この馬に対して他の陣営がどう勝ちにくるのかもおもしろそうですね。
いつも通りの抜群のスタートとテンのスピードで先行したクラーベセクレタ。
外から一気にきた先行争いには加わらず内4番手からの理想的な位置取り。
内を回って4角ではアイアムアクトレスの外から無駄のないレースでしたが、ミラクルレジェンドのキレ味には敵わずの2着。
レディスプレリュードでは3キロの斤量差がありながらミラクルレジェンドとは0.9差だったクラーベセクレタ。
ラヴェリータに早めにこられるかなり厳しい展開での0.9差ですから、そこまで差はないと思っていましたが、馬場の微妙な状態もわかっている地元船橋でも力差はまだ大きい感じでしょうか。
大井1800mあたりになってくると、さらに逆転するのはむずかしくなりますが南関勢として是非ともがんばってほしいですね。
プレシャスジェムズは直線先頭にたつも2頭に差されての3着。。
個人的にこの馬は自分のペースで淡々と走るのが理想だと思うので、少し前半前について行き過ぎたのが直線でのしまいの脚に影響した感じでしょうか。
距離的にもやはりもう少し長い方がよさそうです。
馬券的にはクラーベセクレタ軸の3連単も、保険でミラクルレジェンド頭の3連単プラスでなんとか的中できました。
岩田騎手と戸崎騎手なので隙を狙うのはむずかしそうですが、馬券的にはミラクルレジェンドとクラーベセクレタの間にはいってきそうな馬を注意していきたいと思います。