2011年12月7日(不良) 第57回 クイーン賞(JpnV)
今日は船橋開催3日目。
メインレースは牝馬による1800m戦の第57回 クイーン賞(JpnV)が行われました。
人気は圧倒的に3歳クラシック2冠、前走ロジータ記念を圧勝、戸崎騎手のクラーベセクレタ。
レースは岡部騎手のエーシンクールディがハナへ。
番手外に吉田隼人騎手のプレシャスジェムズ。
その後ろ最内に的場騎手のナターレ、外にクラーベセクレタ。真ん中に岩田騎手のカラフルデイズ。
ゆっくりしたペースで全馬かたまったまま向正面へ。
クラーベセクレタの外から横山騎手のパールシャドウが上がっていき前は固まった状態で3角へ。
逃げるエーシンクールディの外からもったままのプレシャスジャムズ、その外に鞭を入れてクラーベセクレタで直線へ。
直線に入るとプレシャスジェムズが1馬身のリードでその外からクラーベセクレタ。
その後ろにカラフルデイズ、外からパールシャドウ。
最後は徐々に前との差をつめ、1/2馬身差しきってクラーベセクレタが見事1着!
2着にプレシャスジェムズ。3着にカラフルデイズ。
勝ったクラーベセクレタはレディスプレリュードではラヴェリータに早めに競られての5着でしたが、ロジータ記念、クイーン賞と牝馬戦では負けられないメンバーでのレースが続きましたが見事完勝です!
不良馬場ですが、1:53.2上がり37.7と牝馬ではかなり優秀な時計でした。
レースをわかっている馬なのでスローの上がりの競馬でもきっちり結果を出すあたりはさすがです。
スタートとテンのスピード、レースセンス、勝負根性と魅力たっぷりのクラーベセクレタですが、牡馬とのレースをもっと経験するともっと強くなりそうで楽しみです。
2着のプレシャスジェムズは吉田隼人騎手とのコンビでは逃げて結果を出してきただけにベストは逃げですが、自分のペースで淡々と走って実力を出すタイプ。
速いエーシンクールディがいるので吉田騎手がどのように乗るのか興味がありましたが、無理なく番手につけてこの馬の特徴をよくわかっているようなお見事な騎乗でした!
個人的には吉田隼人騎手は地方でもただ前にいくのではなく繊細に乗っているイメージがあります。
3着のカラフルデイズはレディスプレリュードでは、ラヴェリータのまくりの影響を一番くらっての7着でしたがJBCクラシックでは前の2頭とは離されながらも1:51.2上がり37.9の好タイム。
クラーベセクレタとの差はまだ少しある感じですが、3歳牝馬ではかなり強いと思います。
3歳牝馬も加わり牝馬路線もおもしろくなってきましたね〜。
馬券的にはクラーベセクレタ軸の3連複でなんとか的中できました。
吉田騎手がどう乗るかが半信半疑だった為、3連単は外してしまいました・・吉田騎手ごめんなさい・・。
最近の交流戦は微妙な中央馬の参戦も多くわかりにくい感じになっていますが、なんとか食らい付いていこうと思います。