2014年5月14日(稍重) 第59回 大井記念(SU)
今日は大井開催4日目。
メインレースは2000m戦の第59回 大井記念(SU)が行われました。
人気は圧倒的にダイオライト記念3着、前走完勝、石崎駿騎手のサミットストーン。
レースは中の方から、好スタートで川島騎手のトーセンアドミラルが一気にハナへ。
その後ろ外番手サミットストーン。
さらに後ろ内から柏木騎手のシンゼンレインボー、間に入って的場騎手のゴールドバシリスク。外に坂井騎手のキスミープリンス、大外から赤岡騎手のクリーンで1角へ。
その後ろも並んで、内から張田騎手のタマモクリエイト、今野騎手のカイカヨソウ、繁田騎手のトラバージョ、森騎手のプレファシオ。
全馬比較的かたまったまま向正面へ。
徐々にペースが速くなっていく中、中団の馬達が前に押し上げて前は固まった状態のまま3角へ。
逃げるトーセンアドミラルの外にサミットストーンとキスミープリンス。
その後ろ並んで、内からゴールドバシリスク、クリーン、プレファシオ、真島騎手のフォーティファイドで直線へ。
直線に入ると先頭は一気にサミットストーンに。
その差はみるみる広がってサミットストーンが見事1着!
2着にキスミープリンス。3着にトーセンアドミラル。
サミットストーンは3枠6番からのスタート。
好スタート好ダッシュで、外から逃げたトーセンアドミラルをいかせて、外番手の絶好の位置取り。
そのまま番手を追走し、4角でとらえるとそのまま引き離し2:04.6上がり38.3の5馬身差での完勝です!
南関移籍後初重賞制覇です。
前走ブリリアントカップ、前々走ダイオライト記念などで勝負付けが済んでいるメンバーも多かったですが、力が違った感じでしょうか。
絶好の番手外の位置取り、ある程度流れて後ろも早めに動き出す展開、よって切れ味よりもスタミナ勝負になった感じなど、全てがはまったレースだったと思います。
大井2000mを前走2:04.7上がり37.3、今回2:04.6上がり38.3と2戦連続2分4秒台の走りということで、中央馬相手に番手をとるのは非常に難しいですが、いい走りを期待したいですね〜。
キスミープリンスは7枠13番からのスタート。
強気におしていってサミットストーンの外3番手の位置取り。
そのまま道中3番手を追走し直線へ。
前とは一気に離されるも、逃げるトーセンアドミラルとの差をジリジリと詰めて最後はクビ差かわしての2着。
今年に入って坂井騎手に乗り代わりましたが、前走川崎2100m戦を最内絶好の位置取りでの勝利に続いて、2戦連続坂井騎手の好騎乗だったと思います。
トーセンアドミラルは5枠10番からのスタート。
好スタート好ダッシュで迷わずハナへ。
緩みないペースで、後続との間隔的にも理想的な逃げでしたが、一気にかわされたのと、やはり少し距離も長かった感じでしょうか。
ですが、時計も2:05.7上がり39.5と力は出し切った感じの無駄のない川島騎手の完璧な逃げだったと思います。
大井2000mでいい走りができたのはかなり強みになると思うので、得意のマイルでもさらにいいパフォーマンスができると思います。
馬券的にはサミットストーン軸の3連複も撃沈です・・。
2着以下は混戦っぽかったので、後ろから差してきそうなツルオカオウジ、フォーティファイドから広めに狙いましたが、完敗ですね・・。
どっちにしろキスミープリンスはちょっと買えませんでしたが・・。
坂井騎手は今年は強い馬にあまり乗っていないイメージですが、穴馬でももってくることができる数少ない騎手だけに、常にチェックを怠らないようにしたいな〜と思いました。