2012年3月28日(稍重) 第35回 京浜盃(SU)
今日は大井開催3日目。
メインレースは3歳馬による1700m戦、第35回 京浜盃(SU)が行われました。
人気は前走北海道から移籍初戦で重賞ニューイヤーカップ(SV)を制した戸崎騎手のゴールドメダル。
レースは1枠繁田騎手のドゥフトライネンが好スタート。
その外から森騎手のパンタレイがハナへ。
番手に石崎駿騎手のベルモントシェリー。
その後ろ内に的場騎手のアイキャンデイ、外に張田騎手のウィードパワー。
さらに後ろゴールドメダルとその外に今野騎手のアスカリーブル。
前は比較的早いペースで縦に長い展開に。
逃げるパンタレイの後ろからベルモントシェリー、ウィードパワー、その外からアスカリーブル、山崎騎手のベルモントレーサー、内をついてゴールドメダルで直線へ。
直線に入るとパンタレイが後続との差を一気に広げそのまま逃げ切って見事1着!
2着にゴールドメダル。3着にベルモントレーサー。
川崎で2,1,2,1着で臨んだ中山1800m戦でも3番手の位置取りから中山の坂でも鈍らずの5着だったパンタレイ。
テン乗り森騎手でしたが、内枠断然有利の1700mで4番枠をうまく活かした逃げだったと思います。
テン乗りで重賞制覇の森騎手はおいしい所をもっていきますね〜!
中央馬相手、中山の坂でも大丈夫、基本逃げなくても力は出せそうなのでクラシックも楽しみになってきました。
時計も1:45.9上がり38.1と速いです。
3走前の2着の感じから良馬場よりかは馬場が渋ったほうがよさそうだとは思いますが、このレースでパンタレイを5馬身ちぎった勝ち馬ロンドンアイはかなり強いと思われるのでそのへん今後も注目して見てみたいと思います。
若いこの時期に高低差4.4mの中山のダートを走らすのは馬の経験や今後の方向性などを理解する上でもとてもいいと思うので個人的には好きです。
ゴールドメダルは外目の枠から無理して前を狙わずに徐々に上がっていく戸崎騎手らしい他馬と枠順の関係を考慮したお見事な位置取りでした。
3,4角でもベルモントシェリー、アイキャンデイの間隙を確保しつつ直線で最内から追い出すも前との差は広がり5馬身離されての2着。
14番枠から極力内を回っての走りで、枠の差も多少ありますが勝った馬が強かった感じでしょうか。
3着のベルモントレーサーは休み明けでしたが、内目をロスなく回ってきて直線は外に出ししまいもきっちり伸びての3着。
北海道2歳優駿ではゴールドメダルに先着と能力は高いので休み明け2戦目も注目ですね。
馬券的にはアスカリーブル軸の3連複で撃沈です・・。
1700m外枠からの先行争いから1角で内からゴールドメダルに入られて外々を回らされ、早めのしかけから最後はベルモントレーサーにかわされての4着。
3歳1700m戦ということで外枠からでも前目を狙うのは悪くなかったと思います。
結果、パンタレイのペースを外々追走が影響しましたが、1:47.6上がり39.6はきびしい内容の中とてもよかったと思います。
個人的にこの馬は多少ためた方がいいように思うので、次走も狙ってみたいと思いました。