2013年2月13日(稍重) 第5回 ユングフラウ賞(SU)
今日は浦和開催3日目。
メインレースは3歳牝馬による1400m戦、第5回 ユングフラウ賞(SU)が行われました。
3着までには桜花賞の優先出走権が与えられます。
人気は圧倒的に前走東京2歳優駿牝馬を制したテン乗り今野騎手のカイカヨソウ。
レースは内の方から張田騎手のマダムベガがハナへ。
その外からおして吉原騎手のシーギリヤガールと杉村騎手のヒカリワールド。
その後ろ内に高橋利幸騎手のガバナーリヴァイヴ、外にカイカヨソウ。
最内から山崎騎手のオキナワレッドで向正面へ。
逃げるマダムベガの外にぴったりとシーギリヤガールとヒカリワールド。
少し離れてガバナーリヴァイヴ、その外から少しおしてカイカヨソウ。
後続もおしあげ前との差もつまり比較的全馬固まった状態で3角へ。
前はばてたマダムベガにかわってシーギリヤガール、並んでヒカリワールド。
その外からカイカヨソウで直線へ。
直線に入ると一気に先頭はカイカヨソウ。
大外からは的場騎手のイチリュウ。その内からは森騎手のビーディフォース。
最後は着差は縮まるも11/2馬身差でカイカヨソウが見事1着!
2着にイチリュウ。3着にビーディフォース。
門別3連勝でむかえた北海道2歳優駿では中央の2頭にかわされたものの3着。
前走東京2歳優駿牝馬では3角でおしあげて、直線抜け出す理想的な競馬。
そして今回も5,6番手から早めにおしあげ、直線入り口で先頭、そのまま押しきり勝ち。
スタミナもあり競馬をわかってる感じがとてもすばらしいですね。
今野騎手曰く『ゴーサインを出したら体が沈んで反応してくれた。先頭に立つのが少し早いかなと思ったけど1頭になったら周りをキョロキョロして他馬がいればまた伸びる感じだった』とのこと。
桜花賞と同じ浦和で一回走ったのは大きいと思うので本番も楽しみです。
クラシックは牡馬と一緒に走らせたいとのことなので、今野騎手とのコンビとしても注目の3歳牝馬ですね。
2着のイチリュウは後方10,11番手の内を追走。
向正面で徐々に上がっていき、3角から大外を回って直線でカイカヨソウと一気に差をつめるも2着まで。
3歳牝馬で浦和1400mを後方から勝つにはむずかしいですが、後方からの差す競馬を経験できたのは大きいと思います。
的場騎手などは競馬をまだわからない若駒などに競馬を教えながらレースをするので、次走への期待も膨らみますね。
3着のビーディフォースはなかなかのスタートでカイカヨソウの後ろの位置取りも1角で外にふくらんで向正面では後方の外目を追走。
早めにおしていって直線入り口ではカイカヨソウの後ろにつけるもそこから伸びきれずの3着。
初の左回りでうまく走れていませんでしたが、今の時計のかかる大井で不良馬場ですが1分30秒をきる走りは魅力的です。
馬券的にはカイカヨソウ軸の3連複でなんとか的中できました。
初浦和、初左回りの馬も多く、走って見ないとわからないメンバーも多かったのでそのへんが予想するのにむずかしいなぁと思いました。
走り方やスタミナなどの馬の能力的なものはもちろんですが、若駒はとくに競馬をわかっているかどうかが重要だと思いました。