2010年4月21日(重) 第55回 羽田盃(ST)
今日は大井開催3日目。
メインレースは3歳クラシックの1冠目1800m戦の第55回 羽田盃(ST)が行われました。。
人気は圧倒的に、中央で5戦2勝、前走中央からの転厩初戦を8馬身差の圧勝で飾った戸崎騎手のマカニビスティー。
レースはものすごい出鞭を入れて町田騎手のナンテカがハナへ。
少し離れて番手に繁田騎手のタケノアリュール。
さらに離れて3番手に柏木騎手のライトラン。その後ろに的場騎手のショウリュウ。
ナンテカがとばして縦に長い展開に。
向正面、かなり外目をマカニビスティーが上がっていき3角へ。
逃げるナンテカの外にライトラン、その外から一気にマカニビスティーがまくって先頭のまま直線へ。
直線に入るとマカニビスティーが抜け出し、その後ろから内田騎手のシーズザゴールド。
残り150mあたりでマカニビスティーの脚がとまり、外からシーズザゴールド。
最後は2頭の激しいたたきあいの末、シーズザゴールドがハナ差で見事1着!
2着にマカニビスティー。3着に木村騎手のブンブイチドウ。
シーズザゴールドは道中内でじっとして、3角での絶妙なところで前につけ1:53.7の好タイムで見事クラシック1冠目制覇!
上がり38.4、1:53.7の好タイムとやはりかなり力をつけています。
テン乗り内田博幸騎手は無駄のないお見事な騎乗でした。
2着のマカニビスティーは向正面からかなり外を回って早めにしかけて先頭。
最後、シーズザゴールドにかわされるもさらに並びかけるあたりやはりかなり力がありますね。
やはり心配していたスタートとテン、砂をかぶるのを嫌がるのが敗因だったのではないでしょうか。
戸崎騎手も力があるとはいえかなり大事に乗りすぎた感じでした。
後ろからの競馬、砂を嫌ってあれだけ外を回って上がり38.5、差されてもまきかえすあたりはやはり現時点ではこの馬が一番力がありそうです。
戸崎騎手の前に立ちはだかる内田博幸騎手の壁は高そうです。
羽田盃5着までは東京ダービーの優先出走権があたえられます。
3着ブンブイチドウ、4着ウインクゴールド、5着ドラゴンキラリです。
前とは離されましたがどの馬も1分54秒台、上がりも40秒切っていますし東京ダービーもおもしろくなってきました。
まだ、走りの幼いウインクゴールドの成長に注目しています。
あと、次走シーズザゴールドの鞍上が誰になるのかもとても気になります。
馬券的にはマカニビスティー、シーズザゴールドの2頭軸でなんとか的中できました。
人気の決着とはいえ力と状態的に2頭が抜けてる感じがしたので2頭軸にしてよかったです。
GTやJpnTなどのレースは南関ライブ中継ではなくTOKYO−MXテレビ(デジタル9chアナログ14ch)で見たりしますが、やっぱりかなり見やすいですね。
ライブ映像のような遅れもなく、パドックもかなり見やすいです。
見れる方は大きいレースだけでもおすすめです。
家はテレビとパソコンの部屋は別なので、ほぼライブ映像ですが・・・。
昨日の7R、1番人気ハーミアに騎乗した張田京騎手が直線で騎乗法に適切さを欠き、競馬の公正を害した為に今日から4月30日までの8日間の騎乗停止になりました。
直線残り100mで3馬身ほどリードがあったので、油断した感じですね。
最後は町田騎手のケルナーカーニバルにクビ差かわされて2着。
単勝1.6倍の圧倒的な1番人気馬だけに馬券的にも影響は大きかったんではないでしょうか。
去年の8月に1番人気ジンリュウに騎乗した的場文男騎手も最後追うのをやめたという理由で4日間の騎乗停止になっていますが、今回はおそらく完全に勝っていたと思われるので重い処分になりましたね。
羽田盃にガナールで騎乗予定だった分、陣営は残念だったのではないでしょうか。
今日はなにやらMrピンクこと内田利雄騎手がメンバーの『ひまわる』のライブステージがあったみたいですね。
怪我はもう大丈夫なのでしょうか。
見たかったです・・・。