2009年12月5日(良) 2009ゴールデン サドル トロフィー
今日は阪神競馬場で第23回 WSJS(ワールドスーパージョッキーズシリーズ)が行われました。
地方競馬代表で大井の的場文男騎手が参戦です。
土日各2レースの合計4レースでのポイントで優勝を争います。
阪神10R芝1400m戦の2009ゴールデン サドル トロフィー。
人気は近4走、2,2,2,4着と安定した走り、阪神は2,2,3,0と得意にしているカルヴィン・ボレル(アメリカ)騎手のオセアニアボス。
レースは内目からダグラス・ホワイト(香港)騎手のロックオブサリサが前に行くも、内から武豊騎手のニホンピロキリバスがハナへ。
番手にロックオブサリサ。その後ろ内にマイケル・キネーン(アイルランド)騎手のマイネルクラッチ、外に藤田騎手のティムガッド。
全馬、固まった状態のまま3角へ。
前の3頭の外から的場騎手のメイショウコウセイが上がっていき4角へ。
直線手前オセアニアボスとメイショウコウセイが接触して、メイショウコウセイは後退。
直線に入るとオセアニアボスが前を一気に捕らえて見事1着!
2着には中団から追い込んできた横山典弘騎手のケンブリッジエル。3着に逃げたニホンピロキリバス。
勝ったボレル騎手はあのレイチェルアレクサンドラの主戦騎手としても有名です。
4角で外にかなりふくれてましたが、アメリカの騎手はやはり右回りはあんまりうまくないようです。
アメリカの競馬場は全て左回りですからね。
岩田騎手もよく言っていましたが、中央に移籍後、園田と逆の左周りがものすごく走りづらかったみたいです。
2着のオセアニアボスのすぐ後ろにいたケンブリッジエル。
オセアニアボスがかなり外にふくれて直線に入ったので、馬群がかたまっているとはいえ前が少し開きましたね。
内から思い切って逃げて3着に入った武豊騎手はお見事です。
なにが起こるかわからない競馬でやはり前にいくのはかなりのメリットがありますね。
的場騎手はいい手ごたえで上がっていっただけに残念でした。
4角でオセアニアボスがけっこう外に来たのでメイショウコウセイは弾かれたような形になったのでしょうか。
的場騎手としてはグループAの馬で負けたのはかなり痛いですね。
どんなジョッキーでも、ある程度馬場に慣れないときびしいと思います。
今日1日で9Rも乗ったので明日につながるいい経験だったと思います。
馬券的にはまったく別ですが、個人的には的場騎手にがんばってほしいところです。
木、金と大井競馬場ではあいかわらず柏木騎手、達城騎手の活躍が目立ちました。
木曜は達城騎手3勝、柏木騎手1勝。
金曜は柏木騎手2勝。
木曜の7R1500m戦での2枠2番と絶好の枠のユミで的中させてもらいました。
1500mの内はやはりいいですね。
木曜の最終Rには休み明け前走大敗の馬でも達城騎手が1番人気にまで押されましたね。
達城騎手も人気が出てきたみたいで馬券的にオッズが安くなるのが心配です。
明日は阪神競馬場でダートグレード競走の1800m戦、第10回 ジャパンカップダート(GT)が行われます。
初対決の馬も多く、かなりおもしろそうな1戦です。
フェブラリーSではカネヒキリ、サクセスブロッケンと0.2差の4着、その後は3連勝と絶好調中の佐藤哲三騎手のエスポワールシチー。
GT8勝、7歳になってもまだまだ元気な武豊騎手のヴァーミリアン。
JDDではテスタマッタ他中央3歳勢に完敗も、近3戦を3連勝中の和田竜二騎手のワンダーアキュート。
フェブラリーSではカネヒキリを破り勝利。その後、休み明けではいまいちな成績の内田博幸騎手のサクセスブロッケン。
JDD2着後、降着などありましたが、前走では後続を0.8離して大楽勝の田中博康騎手のシルクメビウス。
少し落ち着いてきてレパードSでは2着、JBCスプリントでは圧倒的な強さで勝った、川田将雅騎手のスーニ。
他にも
ルメール騎手のゴールデンチケット。
岩田騎手のラヴェリータ。
的場騎手のボンネビルレコード。
などなど。
先行馬の多いメンバーでレース展開予想が難しそうです。
GT8勝、前走では尋常じゃない直線の短さで差して来たレース巧者ヴァーミリアンから行こうかなと思います。
◎ヴァーミリアン。
○エスポワールシチー。
▲スーニ。
△サクセスブロッケン。
△ラヴェリータ。
△ワンダーアキュート。
な感じで。