2013年3月21日(良) 第59回 桜花賞(ST)
今日は浦和開催4日目。
メインレースは牝馬クラシックの一冠目、1600m戦の第59回 桜花賞(ST)が行われました。
人気は東京2歳優駿牝馬、ユングフラウ賞と重賞2連勝中、今野騎手のカイカヨソウ。
レースは張田騎手のケンブリッジナイス、町田騎手のシーギリヤガールが好スタートも最内、的場騎手のイチリュウがおしてハナへ。
その外にならんで石崎隆之騎手のアステールネオが番手。
その外3番手に真島騎手のデイジーギャル。
その後ろ内にケンブリッジナイス、外にシーギリヤガール、少し離れてカイカヨソウでスタンド前へ。
1角でペースも落ちるも比較的縦に長い展開に。
向正面で逃げるイチリュウの外にアステールネオ。
少し離れてデイジーギャル、さらに離れてケンブリッジナイス、外からカイカヨソウ。
3角手前から一気にペースも上がり、前の2頭が後ろを離して4角へ。
逃げるイチリュウがアステールネオを振り切ってその差を広げて直線へ。
直線に入ってもそのまま逃げ切ってイチリュウが見事1着!
2着にアステールネオ。3着にカイカヨソウ。
ユングフラウ賞では1角で後方からの競馬になるも大外を回り差しての2着とかなり内容のいいレースでしたが、今回は浦和マイル1枠1番を活かした迷わずの逃げ切り勝ちでした!
ここ4戦なかなか勝ちきれない感じでしたが、前走の浦和で差す競馬をおぼえさせたのも大きかったと思います。
浦和マイル1枠1番からの無駄のないペース配分の的場騎手はお見事でした!
内で逃げたとはいえ1:41.5、全馬最速の上がり38.4も速いですね。
脚質の幅が広がっているので、次走的場騎手がどう乗るかも注目ですね。
アステールネオは終始番手外の位置取りでイチリュウに食らいつくも、4角で離されてそのまま着差を縮められずの2着。
浦和マイルで自分より内枠の馬に逃げられて、終始その外を回っての2着ということで内容はとてもよかったと思います。
時計も1:42.0上がり38.7と速いですね。
今年に入って中央の芝のレースに3戦参戦がいい経験になっている気がします。
今回は枠順の差は大きかったと思いますが、勝った馬が強かった感じでしょうか。
カイカヨソウは無理なく6番手からの競馬。
向正面で徐々に前につけるも3角手前でペースが上がったところで前の2頭と離され、直線ケンブリッジナイスを差しての3着。
浦和マイルの6枠7番からのレースとしても、無駄のない騎乗だったと思います。
前とはかなり離されましたが、枠の差はかなり大きいと思うので次走も注目したいですね。
4角でも外にふくらむケンブリッジナイスの外と、かなり外をまわってますし内容的にも経験的にもかなりよかったと思います。
今回は前の内枠2頭が強かった感じでしょうか。
内枠からあのペースとあの上がりで走られたら、7番枠からではさすがにきびしいですね。
馬券的にはカイカヨソウとケンブリッジナイスの3連単も撃沈です・・・。
毎回かなり速いスタートのケンブリッジナイスだったので、4枠4番ということで思い切って逃げるんじゃないかと思っていましたが、差す競馬に徹しての4着と展開的にも完敗です。
逃げないにしろ浦和マイルでスタートがいい馬のメリットは多いですが、3歳牝馬ということで張田騎手も無理はしない感じでしたね。
4角でもかなりふくれていましたが、川崎でも大外から差してきているので、そのへん次走もチェックしたいと思います。
去年同様、1枠1番の逃げた馬の勝利ということで、浦和マイルの特徴の圧倒的な枠の差がでやすいレースになっていますね。
そのへんは来年も十分注意して予想したいと思います。
それと浦和マイルのスタートすぐコーナーは危険なので各騎手も若駒で無理な騎乗はひかえる感じになると思うのでそのへんも引き出しに加えたいと思いました。