2011年7月21日(重) 第1回 習志野きらっとスプリント(SV)
今日は船橋開催2日目。
メインレースはスーパースプリントシリーズ(SSS)2011のファイナル、船橋1000m戦の第1回 習志野きらっとスプリント(SV)が行われました。
人気は前走さきたま杯逃げて2着、坂井騎手のジーエスライカー。
レースは森騎手のテイエムカゲムシャが大きく出遅れ、好スタートからジーエスライカーがハナへ。
番手外に濱口騎手のラブミーチャン、内に石崎駿騎手のバトルファイター。
徐々に前の2頭が後続を引き離し、ジーエスライカー、ラブミーチャンが並んだまま直線へ。
直線に入ると、ジリジリとラブミーチャンがその差を広げて、最後は11/2馬身差でラブミーチャンが見事1着!
2着にジーエスライカー。3着に本橋騎手のコアレスピューマ。
逃げたジーエスライカーの外にぴったりつけてのマッチレースを制したラブミーチャン。
スタートとテンのスピードではジーエスライカーに少しかなわない感じですが、マイルでも速いようにスタミナもあるのでタフなレースに持ち込んで持ち味をいかした濱口騎手、お見事です。
さきたま杯では逃げれずかなりきびしい内容でしたが、直線で先頭に並ぶレースでいい経験をしたと思います。
前走も持ち前のスピードで46.4上がり33.7のレコードと絶好調でした。
ダートで上がり33.7ってすごすぎです。
初の船橋でしたが58.4上がり35.7とさすが2009NARグランプリ年度代表馬です。
笠松の馬というところも魅力的ですね。
弟1回優勝馬にふさわしい馬ではないでしょうか。
2着のジーエスライカーはいつものように好スタート、好ダッシュでこの相手でも一気にハナを奪うスピードはすばらしいです。
スタートもかなり早いのですが、トップスピードに入るまでが格段に速いですね。
ラップ的にも11秒後半ー10秒後半ー上がり35秒台の58秒決着な感じだとは思っていたので、この馬のベストな走りはしているとは思います。
3角あたりから外にぴったりつけられながらも、淡々と自分の走りをするこの馬の特徴がわかっているのはやはり坂井騎手だなぁと思いました。
今回は勝った馬が強かった感じでしょうか。
3着のコアレスピューマは前の2頭と比べるとすこしキレ味がたりない感じでしたが、ベストの走りでした。
もう少し長い1200m以上がベストだとは思うので、1400m戦なんかが見てみたいですね。
枠順が変わればレース結果も変わってきたり、少しのミスでも命取りになる『1ターンの衝撃』のSSSはよかったと思います。
スタートの緊張感が他のレースとはかなり違いますね。
なによりレース回顧が楽です(笑)
馬場状態によっても違うのですが、船橋1000mでサマーウインドは11秒後半ー10秒前半のラップで走るので、ジーエスライカーでもハナをきるのは難しくなってきます。
しかし短距離路線では速い馬も増えて枠順や小回り、経験なども利用したりで、地方馬と中央馬の差も縮まりつつあると思います。
ナイキマドリード、ラブミーチャン、ジーエスライカー、ヤサカファインなどなど地方馬には期待しています!
馬券的にはジーエスライカー、ラブミーチャンの馬単裏表でなんとか的中できました。
人気決着ですが重賞連勝できました。
帝王賞で学んだ、買うならオッズがかなり安くても配当によって予想を変えないスタイルを守れている気はします。
来週は重賞はなく、8月2週もなかったり8月から火曜だったり金曜だったり木曜だったりするので注意ですね。