2012年9月7日(良) 第41回 戸塚記念(SU)
今日は川崎開催2日目。
メインレースは3歳による2100m戦、第41回 戸塚記念(SU)が行われました。
人気は圧倒的に牝馬クラシック2冠、重賞3連勝中、今野騎手のアスカリーブル。
レースはダッシュがつかず、アスカリーブルと町田騎手のバウンダリーワンが後方から。
前は的場騎手のショコラヴェリーヌが一気にハナへ。
その後ろ内から左海騎手のディーオ、森騎手のダイヤモンドダンス、戸崎騎手のソウブチャンス。
その後ろに内から山田騎手のキタサンツバサ、上がっていったアスカリーブル、山崎騎手のベルモントレーサー。
一気にペースも落ちて、全馬かたまった状態で1周目スタンド前へ。
ゆったりとしたペースのまま2角を回って向正面へ。
向正面に入ると前3頭が牽制しあいペースも一気に上がり、先頭のショコラヴェリーヌが後ろを徐々に引き離して3角へ。
2番手集団のディーオ、ダイヤモンドダンスの外から一気にアスカリーブルで直線へ。
直線に入ると逃げるショコラヴェリーヌの外からアスカリーブル。
その後ろから御神本騎手のシラヤマヒメ。
最後は1馬身差でアスカリーブルが見事1着!
2着にシラヤマヒメ。3着にアタマ差で繁田騎手のドゥフトライネン。
前走、黒潮盃でも牡馬相手に圧勝したアスカリーブル。
これで重賞4連勝です!これはお見事です!
スタート前にショコラヴェリーヌがゲートを飛び出し、前がきをしたタイミングでのスタートで遅れてしまったとのこと。
それでも1周目3角までに好位につけ、外から差しきったのは内容的にもとてもよかったです。
多少ためないとキレ味的にはまだまだですが、レースを使うたびに強くなっていく感じや競馬をわかってるところはとても魅力的です。
シラヤマヒメは道中はアスカリーブルの後ろの位置取り、3角手前のペースが上がったところでも置いていかれずについていき、上がり3ハロンではアスカリーブルよりも速い時計もその差は1馬身届かずの2着。
多少外に膨れながらも徐々に差を縮めたあたりは成長を感じられます。
キレ味的にも決め手にかけ今後古馬との対戦でさらに厳しくなるとは思いますが、念願の2勝目に向けて、スタミナ勝負の長距離戦などがよさそうな感じです。
ドゥフトライネンは前がとまったところを差してきての3着。
初の左回りの走りが気になりましたが、道中あまりよくない動きのわりにはがんばりました。
この馬も長い距離で前目につけるレースが理想的だと思います。
馬券的にはアスカリーブル軸の3連複も撃沈です・・・。
対抗軸として川崎2100mということで逃げるであろうショコラヴェリーヌなどから広めに狙いましたが、ばててしまいました。
スタート前にゲートを飛び出しての嫌な流れでしたが、向正面でディーオ、ダイヤモンドダンスに来られてのペースアップの面で厳しかったですね。
今年のJBCでも使われる川崎2100m。
コースを1周以上するので、個人的に一番注目している1周目3角での位置取り。
その中でももっとも有利な逃げ馬とその後ろの位置取りなどの展開予想は注意していきたいと思いました。