南関日記

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南関日記

過去の日記

2014年1月22日(良) 第17回 TCK女王盃(JpnV)


今日は大井開催3日目。
メインレースは牝馬による1800m戦の第17回 TCK女王盃(JpnV)が行われました。
人気は前走ジャパンカップダート10着も牝馬重賞5戦5勝、濱中騎手のメーデイア。
レースは内の方からC.ルメール騎手のワイルドフラッパー、外の方からメーデイアが好ダッシュで前へ。
ハナは内のワイルドフラッパー、番手外にメーデイア。
その後ろ最内から石崎駿騎手のオメガインベガス、吉田隼人騎手のアクティビューティ、岩田騎手のアムールポエジー、森騎手のレッドクラウディア。
その外から福永騎手のカラフルデイズがあがっていき、その後ろに尾島騎手のエイシンルンディーで1角へ。
向正面にはいるとなかなかのペースの中、逃げるワイルドフラッパーの外にメーデイア。
その後ろ最内にオメガインベガス、外にレッドクラウディア。
さらに後ろ少し手が動いてアクティビューティ、外にアムールポエジーで比較的前はかたまったまま3角へ。
ワイルドフラッパーとメーデイアが後ろを少し離して直線へ。
直線に入ると2頭のたたきあいも残り100mでメーデイアが一気に抜け出して見事1着!
2着にワイルドフラッパー。3着に最内から伸びてきたカラフルデイズ。

メーデイアは7枠8番からのスタート。
いつものように抜群の好スタートですぐに番手外の絶好の位置取り。
そのまま番手外を追走し、直線に入って仕掛けて抜け出す、完璧で理想的な競馬で見事牝馬重賞6戦6勝!
TCK女王盃も2連覇です!
一頭だけ57キロでしたが、そんなのは関係なく時計も1:51.4上がり37.3の好タイムでの完勝です!
このレースが引退レースになりますが、最後まで完璧なレースはお見事でした。
先行する脚質からも牝馬戦では負けるイメージがわかないくらい弱点がない馬だったと思います。
圧倒的な強さでの引退はもったいない気もしますが、内容の濃い現役生活、本当にお疲れ様でした!

ワイルドフラッパーは3枠3番からのスタート。
好スタート好ダッシュでハナにたつと、よどみのないなかなかのペースで逃げて直線へ。
直線に入り叩きあいの形も最後は21/2馬身離されての2着。
いいペースで逃げるも終始メーデイアにマークされる厳しいレースでしたが、内容的にはかなり強かったと思います。
ストライド走法で広い大井は合いそうな感じでしたが、3着以下を5馬身引き離しているように今回は勝った馬が強すぎた感じでしょうか。
時計も1:51.9上がり37.8とC.ルメール騎手もお見事な逃げだったと思います。
逃げ先行の脚質でスタミナもあるので、今後も交流重賞の中心になりそうですね。

カラフルデイズは大外8枠11番からのスタート。
徐々に内にいれていき、前の集団をみる形の7番手からの競馬。
道中アクティビューティの後ろを追走し、最内を回ってオメガインベガスの内から直線へ。
直線に入ると、前の2頭とは離されての3着。
大外ということで、徐々に内にいれていく所で1角までに前の集団を見ながらレースが進める内の位置取りにつけれたのはお見事でした。
少し速い前のペースを見る形で3,4角もきっちり最内を回り、直線でも最内というコース取りも完璧だったと思います。
今回、前の2頭が強すぎて前にいった馬達には厳しい感じだったのも展開が向きましたね。
最近地方で最内を狙ってくる福永騎手ですが、昔的場ロードの事も話していただけの事はあって最内の重要性を理解している感じはさすがですね。

馬券的にはメーデイア軸の3連複も撃沈です・・・。
メーデイアがいるので前にいく馬はかなり厳しくなると思っていましたが、予想以上にワイルドフラッパーが強かったですね〜。
かなりレベルの高いレースだったので、今後も各馬の力関係などの参考になりそうなレースです。
今回の結果でメーデイアの引退後の牝馬交流重賞はワイルドフラッパーの時代がきそうです。
今回の2,3着の5馬身はかなり大きいと思うので、今後の他陣営の巻き返しやワイルドフラッパーに勝つには各競馬場でどう乗るかを知っている騎手などには注目したいと思います。



うまうま君