南関日記

タイトル
このサイトは一生競馬を楽しむなら何だかんだで南関ダートでしょ!! がコンセプトのホームページです。個人的には少しでも多くの人に南関競馬の楽しさが伝わればと思っています。

南関日記

過去の日記

2012年2月22日(良) 第4回 ユングフラウ賞(SU)


今日は浦和開催3日目。
メインレースは3歳牝馬による1400m戦、第4回 ユングフラウ賞(SU)が行われました。
人気はマイル戦を2連勝中、張田騎手のコテキタイ。
レースは内の方から好スタートでコテキタイがハナへ。
すぐ外番手に山崎騎手のモリヤッコ、その外に本橋騎手のリカチャンス。
そのさらに外に戸崎騎手のアスカリーブル。
大外から一気にまくっていって的場騎手のアイキャンデイ。
逃げるコテキタイの外に内からモリヤッコとアイキャンデイで向正面へ。
少し離れてリカチャンスとアスカリーブルでペースも上がり3角へ。
逃げるコテキタイの大外から一気にアスカリーブルが上がっていき、内からは今野騎手のメイクアミラクル。
その後ろ外からリカチャンスと杉村騎手のレイモニで直線へ。
直線に入ると徐々にアスカリーブルが抜け出し先頭に。
その後ろ外からリカチャンスとレイモニ。
最後は2馬身差でアスカリーブルが見事1着!
2着にレイモニ。3着にリカチャンス。

園田4連勝から大井に移籍して1,2,7,3着と安定した成績のアスカリーブル。
前走後は佐野謙二厩舎から川島正行厩舎に転厩しました。
東京2歳優駿牝馬、桃花賞と前を走るリカチャンスに先着されていましたが、見事重賞で勝利しました。
ためればそこそこきれる馬だけにテン乗り戸崎騎手のお見事な騎乗だったと思います。
逃げるであろうコテキタイ、番手を狙っているリカチャンス、アイキャンデイの先行争いを避け、5,6番手から3角手前で一気にしかけうまく4角先頭イメージの戸崎騎手得意のパターンにもって行きました。
手前を変えるのがとてもうまいアスカリーブルですが、個人的には近走の走りから得意なのはおそらく左手前だと思ったので、浦和3角からの左手前で一気にまくれたのは大きかったと思います。
がやはり他馬の動きに対応したメリハリのあるレース運びの戸崎騎手の好騎乗だったのではないでしょうか。

2着のレイモニは前々走、東京2歳優駿牝馬では後方からのレースで最後はいい脚で追い込んでの4着。
前走中央芝1400m参戦12着も上がり33.9とキレ味的には今回のメンバー最速でしたが浦和1400mで後方からのレースはやはりかなりきびしい感じでしょうか。
3,4角を外々回って差しきるには3歳牝馬同士でもきびしいですが、能力的にはかなり高そうな馬なので今後の成長もじっくり注目していきたいと思います。

リカチャンスの本橋騎手は得意のテンのスピードでコテキタイの番手外の位置取りを狙うも間にモリヤッコに入られての苦しい先行争いだった感じでしょうか。
外から強引に前にいったアイキャンデイもいたので無理せずに4番手に下げたのは好判断だったと思います。
キレるタイプではなく、先行押し切りタイプだけに最後は外からレイモニにかわされてしまいましたが、どんな展開でもくずれない走りは魅力的です。
コテキタイ、モリヤッコの外という枠がかなり影響しましたが内容的にはいろんな経験をできて、次走につながるいいレースだったと思います。

馬券的にはリカチャンス、アスカリーブル軸の3連複でなんとか的中できました。
3歳戦はやはり馬の成長度合いが重要なので、今後もそのへんを注意し、最近のクラシックは牡馬牝馬関係なく出走してくるので、3歳馬を全体的な視野で見ていきたいと思いました。

以前、戸崎騎手がいるレースといないレースではレースの質が変わると言いましたが、小回りで仕掛けどころがむずかしい浦和、川崎あたりだとやはりそれが謙虚に出ると思いました。
コース形態からいって馬が通るラインが少なくなるので、大井、船橋に比べてシビアなレースになる感じでしょうか。
そんな戸崎騎手は早くも南関リーディング独走態勢にはいってます。
今年もまた中央で大きいところを勝ちそうで楽しみです!

地方競馬を支援するために、政府が競馬法改正案を開会中の通常国会に提出するみたいですね。
売上金に対する払戻金の割合を一定の範囲で主催者の裁量で決めれるようにしたり、競走馬の海外輸出も後押しするみたいです。
驚愕の控除率の宝くじやtotoは論外ですが、競馬では約25%の控除率になっています。
売上自体が低くなっているのであまり意味はなさそうですが、うまく売上増につなげてほしいところですね。
なぜ、競馬の人気が衰退していってるのかを運営側が理解していないとこのへんの解決はむずかしそうです。


うまうま君