2014年3月5日(不良) 第60回 エンプレス杯(JpnU)
今日は川崎開催3日目。
メインレースは2100m戦の第60回 エンプレス杯(JpnU)が行われました。
人気は圧倒的に前走メーデイアの2着、C・デムーロ騎手のワイルドフラッパー。
レースはワイルドフラッパーが好スタートも内の方から石崎駿騎手のエミーズパラダイスがハナへ。
番手外にワイルドフラッパー。
その後ろ少し離れて町田騎手のママキジャ、外に吉田隼人騎手のアクティビューティ。
5番手最内に拜原騎手のハクシュウベリーで1周目3角へ。
その外にD・バルジュー騎手のサンビスタ、御神本騎手のクラーベセクレタ、岩田騎手のアムールポエジー。
4角に入りペースも落ちると前は比較的かたまりだしてスタンド前へ。
逃げるエミーズパラダイスの外にワイルドフラッパー。
そのすぐ後ろ最内にママキジャ、外にアクティビューティ。
さらに後ろ最内にハクシュウベリー、中にサンビスタ、外からクラーベセクレタ。
その後ろ内に佐藤博紀騎手のビタースイート、外にアムールポエジー。
向正面に入るとペースも一気に上がり、ワイルドフラッパーが先頭に。
その後ろにアクティビューティとおして鞭を入れてサンビスタ。
その後ろからクラーベセクレタで3角へ。
前はもったまま後ろを離したワイルドフラッパーが先頭で直線へ。
直線に入り鞭を入れるとさらに加速してかなりの大差でワイルドフラッパーが見事1着!
2着にアクティビューティ。3着にサンビスタ。
ワイルドフラッパーは5枠7番からのスタート。
いつものように好スタート好ダッシュで無理なく番手外の絶好の位置取り。
そのまま追走し押し出されるように先頭も後続を引き離し直線へ。
直線では2着を2秒2も引き離す完勝で見事重賞初制覇です!
前走メーデイアに負けたとはいえかなり強い内容の2着でしたが、ここでは力が違っていましたね。
着差をみても牝馬どうしだと負ける感じがないくらい強いですね〜。
510キロを越える馬格、抜群のスタートからの位置取り、ストライドを伸ばすことでの加速力などから、牡馬相手でもかなりおもしろそうですね。
ミラクルレジェンド、メーデイアのように牡馬と走るとさらに強くなりそうです。
アクティビューティは7枠10番からのスタート。
あまりいいスタートではない中、おしていき外目4番手の位置取り。
そのまま道中は前にワイルドフラッパーを見ながら追走し、ペースが速くなった向正面からなんとかついていくも前とは大きく離され、直線ではサンビスタとの叩きあいに。
最後はなんとかハナ差しのいでの2着。
いいスタートではなかった中おしていきいい位置取りの吉田隼人騎手はお見事だったと思います。
4角からはだいたいスローになって息も整えらるので、きれ味タイプでないアクティビューティにとっていい位置取りでした。
吉田隼人騎手らしいそつのないの乗り方で力は出し切ったと思います。
陣営もそうですが、相手が誰であろうと馬の力を出し切る事に重点をおくスタイルはいいですね〜。
今回は勝った馬が強すぎましたが、吉田隼人騎手のコンビでのぶれない乗り方も11戦3勝2着4回と安定した成績につながっていると思います。
サンビスタは4枠5番からのスタート。
スタートいまいちで最後方からもおして中6,7番手の位置取りへ。
道中ハクシュウベリーの外を並んで追走し、向正面でペースが上がる中おしてついていき、3角では鞭をいれ3番手で直線へ。
直線に入って最内からもアクティビューティにハナ差届かずの3着。
初の地方でスタート悪かったですが、バルジュー騎手もすぐにおしていっての位置取り、川崎コーナーで前と離されないように3角での鞭による扶助、コース取りなど、いい騎乗だったと思います。
最後はジリジリと差を縮めてのハナ差ということでやはりスタートでの最後方からのレースが痛かった感じでしょうか。
中央馬の初地方での出遅れなどはゲートの大きさの違いなどもありますが、馬場状態も関係ありそうですね〜。
そのへん、今後も注意して観察していきたいですね。
馬券的にはワイルドフラッパー、サンビスタ軸の3連単も撃沈です・・。
最後は今年の馬券不調を象徴するかのようなハナ差でした(笑)
ワイルドフラッパーが強すぎてカメラもかなり引いていたので2,3着争いの興奮もいまいちでした(笑)
このレースで引退がきまっていたクラーベセクレタですが、2:14.9上がり39.6の4着ととてもいい内容のレースで、無事に引退ということでよかったです!
本当にお疲れ様でした!