南関日記

2013年4月24日(重)　第58回 羽田盃(Ｓ�T)

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今日は大井開催３日目。
メインレースは３歳クラシックの１冠目、1800m戦の第58回 羽田盃(Ｓ�T)が行われました。
人気は前走京浜盃を完勝、石崎駿騎手のジェネラルグラント。
レースは内の方から好スタート好ダッシュで吉原騎手のオグリタイムがハナへ。
その外番手に真島騎手のソルテ、その外に御神本騎手のアウトジェネラル、内にジェネラルグラント、真ん中に張田騎手のインサイドザパークで１角へ。
全馬比較的かたまったまま向正面へ。
逃げるオグリタイムの外にソルテ。
その後ろ外にアウトジェネラル、内にジェネラルグラント、中にインサイドザパーク。
少し離れて内から柏木騎手のブラックワード、坂井騎手のオーネットエース、森騎手のタケノスウォード。
徐々にペースも上がり全馬かたまったまま３角へ。
オグリタイムの外からソルテ、その外からアウトジェネラル。
少し離れて内にジェネラルグラント、外にインサイドザパークで直線へ。
直線に入るとアウトジェネラルが一気に抜け出して先頭に。
２番手ソルテの後ろは少し離れてジェネラルグラントとその外からインサイドザパーク。
最後はその差を一気に広げ４馬身差でアウトジェネラルが見事１着！
２着にソルテ。３着にインサイドザパーク。

アウトジェネラルはテン乗り御神本騎手でソルテの外から外目３番手からのレース。
ペースが上がった３角手前から外をまわって４角で前をとらえ、直線に入ると後続を引き離しての圧勝でした！
前走京浜盃はスタート後躓いての２着でしたが、前走でジェネラルグラントがやった外目から直線抜け出すレースで見事クラシック１冠目を制覇です！
外回りは時計がでるようになってきましたが、1:52.8上がり36.2と重馬場ですがかなり速いです。
前半ペースも遅く比較的上がりの競馬になりましたが、かなり長くいい脚を使ってそれでも上がり３ハロン36.2と３歳ばなれした時計にびっくりです！
御神本騎手とのコンビで末脚がさらに活かされた感じでしょうか。
クラシックはもちろんですが、川島＆御神本コンビとしての今後も楽しみになってきました。

ソルテはテン乗り真島騎手でスタートでちょっと外によろけるもすぐに番手外の絶好の位置取り。
４角で逃げるオグリタイムをとらえて直線も、その外から一気にアウトジェネラルにかわされての２着。
スタート以外は完璧なレースで1:53.6上がり37.1もかなり速いです。
意外に前半のペースが遅く、すぐにいい位置取りをとれたのは大きかったと思います。
３，４角で外を回らせたアウトジェネラルに引き離されたのは相手が強すぎた感じでしょうか。
この馬が勝つには他の有力馬よりも前での競馬ということで、真島騎手はお見事だったと思います。
やはり良馬場よりも重馬場のがよさそうな感じがするので次走の馬場も注目したいと思います。

インサイドザパークはテン乗り張田騎手でスタートは少し遅れるもこの馬にとってはなかなかのスタートで５番手からのレース。
ペースが速くなり３角から前と少し離されて直線へ。
直線に入るとジェネラルグラントと接触ももう一度伸びてきて最後はクビ差差してなんとか３着。
京浜盃３着、羽田盃３着とくやしい結果ですが、両レースとも前の２頭はかなり強い競馬をしているので前にいけないインサイドザパークにはきびしい展開だったと思います。
ただ確実に伸びてくる末脚はかなり魅力的です。
同世代に強い先行馬が３頭いるのは、この馬にとってとてもプラスだと思います。
課題のスタートもよくなっているので、次走も注目したいと思います。


馬券的にはジェネラルグラントとインサイドザパークの馬単で撃沈でした・・・。
圧倒的な強さで勝利した京浜盃馬ジェネラルグラントですが、重馬場のキレ味勝負では少し分が悪かった感じでしょうか。
直線インサイドザパークと接触しながらも1:54.4上がり37.6と決して悪くない走りだとは思います。
大井外回りは時計も速くなってくると思うので、よどみないペースで多少力のいる良馬場のがこの馬には向いている感じもします。
ある程度の速い流れを作りそうな逃げ馬や、ソルテ、アウトジェネラルとの枠なども次走のポイントにしたいと思います。

レベルの高かった京浜盃から、さらに成長した４頭の戦いは熱いものを感じました。
乗り代わりなどで各馬のポテンシャルもかなり引き出したと思われる羽田盃になったと思います。
しかし馬場や位置取りなどで着順もすぐに変わりそうな感じなので、馬場、枠順などはかなり注意して予想したいと思いました。

個人的には各騎手によって時計的に１〜２秒は変わってくると思うので、今までの結果ももちろん重要ですが、今回の結果はかなり重要視していきたいと思います。