南関日記

2013年6月25日(重)　第3回 優駿スプリント(Ｓ�V)

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今日は大井開催３日目。
メインレースは３歳による1200m戦、第3回 優駿スプリント(Ｓ�V)が行われました。
人気は僅差も今年の福山ダービー馬、佐原騎手のカイロス。
レースは内の方から町田騎手のリコーシルエットが好スタート。
その外からカイロス、さらに外からおして真島騎手のサブノハゴロモが内にきれこんでハナへ。
外番手にリコーシルエット、その外にカイロスと吉井騎手のアヅマキュートで３角へ。
逃げるサブノハゴロモとリコーシルエットが並んで、少し離れて内から見澤騎手のオキナワレッド、カイロス、アヅマキュート。
その後ろ内に山崎騎手のハードデイズナイト、外に和田騎手のネコセンプーで直線へ。
直線に入るとオキナワレッドが逃げる２頭の外からいくも、そのすぐ内の間隙をついてハードデイズナイトが先頭に。
そのまま後続を徐々に引き離しハードデイズナイトが見事１着！
２着にオキナワレッド。３着に森騎手のオグリタイム。

ハードデイズナイトは１枠１番からある程度おしていき最内６番手からのレース。
３角からオキナワレッドの後ろを追走し、直線リコーシルエットとオキナワレッドとの間隙をついて抜け出すと1:12.0上がり36.5と好タイムで見事３連勝で重賞制覇です！
前走同様上がり36秒台の脚もすばらしいですが、間隙をついてきたのは今後につながるとてもいい内容だったと思います。
ピッチ走法を活かした瞬発力、後脚の踏み込みやストライドを伸ばすことでスピードをあげるなど、状況に応じてうまく対応できる走りはとても器用そうなので、展開や馬場にも影響されにくそうです。
大井の1200m戦は強い馬もいっぱいいますが今後も楽しみな１頭です。

オキナワレッドは前の先行争いを見ながらカイロスの後ろ４番手からのレース。
３角から内を回って、そのままリコーシルエットの外に出して直線へ。
内からハードデイズナイトにかわされるも、くらいついて後ろを３1/2馬身引き離しての２着。
久しぶりの短距離ということでしたが、内目を無駄なく回っての完璧な騎乗だったと思います。
今回は勝った馬が強すぎた感じでしょうか。
全４勝はすべて逃げ切り勝ちでしたが、今回のレースは脚質の幅を広げる部分でもいい経験になったと思います。

オグリタイムは３枠３番からおしていくも１０番手からのレース。
ハードデイズナイトを見ながら３角で最内を回り直線へ。
ハードデイズナイトが通ったところから追うも前とは離されての３着。
南関に移籍後は長い距離を使ってきたので、急な1200mの流れはきびしい部分もありましたが、なんとか対応しての３着。
重賞でも垣間見えたスタミナやしまいの脚などいいものを持っていると思うので今後どの距離を使っていくのか注目ですね。

馬券的にはカイロス軸の３連複で撃沈です・・。
４枠７番からおしてリコーシルエットの外に出すも外からサブノハゴロモが一気にハナへ行き３番手からのレース。
すぐ外に吉井騎手のアズマキュートにつけられて３角へ。
そのまま直線に向くも伸びずの８着。
いろいろ原因はありそうですが、ハミを気にする感じや直線でのよれ、手前や騎手との相性などもあると思うので、次走そのへんをどう修正してくるのかも注目ですね。
個人的にはそこまで前にこだわらずにしまいを活かす競馬がよさそうな気がします。
今年の3月24日に廃止となった福山競馬場の最後のダービー馬ということでファンも多いと思うのでがんばってほしいと思います。
前３頭とも３角から最内を回った馬ということで、外の馬にはきびしい感じだったでしょうか。