2010年5月20日(不良) 第24回 東京プリンセス賞(ST)
今日は大井開催4日目。
昨日からの雨で馬場は不良に。
メインレースは3歳牝馬クラシック2冠目、1800m戦の第24回 東京プリンセス賞(ST)が行われました。
人気は北海道から移籍後2連勝!前走、牝馬クラシック1冠目桜花賞を制した真島騎手のショウリダバンザイ。
レースは外の方から本橋騎手のギンガセブンが出鞭を入れて一気にハナへ。
番手に内から石崎駿騎手のスクロヴェーニ、町田騎手のピエールパピヨン、佐藤騎手のアヴィニヨン。
その後ろ少し離れて内に今野騎手のケルナーカーニバル、内田利雄騎手のシャコーゴールド。
前半の早いペースで向正面、縦に長い展開に。
3角手前で戸崎騎手のスターオブジュリア、ショウリダバンザイがポジションを上げていき、4角で逃げるギンガセブンの外から2頭が並んでそのまま直線へ。
直線に入ると、スターオブジュリアとショウリダバンザイ、その後ろから張田騎手のトーセンウィッチ。
張田騎手が2頭の間に馬を入れ、最後はきわどい勝負に。
頭差でトーセンウィッチが見事1着!
2着にショウリダバンザイ。3着にスターオブジュリア。
トーセンウィッチはハイペースの中、後ろから2頭目からのレースで最後は外を回しての差しきり勝ちで見事牝馬クラシック2冠目制覇!
ギンガセブンのハイペースでかなり展開がむきましたが、最後は気を抜かせない為に2頭の間に入れた張田騎手の騎乗はお見事でした。
ベテランならではの騎乗です。
2着のショウリダバンザイは1番人気の宿命と周りの動きで、ハイペースの中早く動きすぎた分最後捕まりました。
個人的には3着のスターオブジュリアの戸崎騎手が一番の好騎乗だったと思います。
3歳牝馬1800mでこのメンバー、きれるタイプでもなく、前に行き過ぎるとやられるので、中団内目の位置取りで4角先頭で押し切る形の理想的なレースだったと思います。
馬場状態、相手関係、自分の馬の特徴を理解したすばらしい騎乗だったのではないでしょうか。
3歳牝馬の1800m戦ということで不良馬場とはいえ前にいったら危険だとは思っていましたが、どの馬も積極的に行ったため、最後はバタバタな感じなレースになりました。
今年の3歳牝馬は抜けた馬がいないので、激しい戦いが続きそうです。
馬券的にはプリマビスティー軸で撃沈です・・・。
中央での戦いの疲れか、距離なのか6着でした。
能力は高いと思うので、次走はそのへんをチェックしたいと思います。
門別のエトワール賞ではあのラブミーチャンが出走しました。
終始後ろを振り返る浜っち。
最後は慌てて追い出し、頭差での危ない勝利!
あれで負けていたら騎乗停止ものだったと思います。
御神本訓史騎手が31日の大井開催からいよいよ復帰するみたいですね。
馬に乗れなかった期間などもあり、競馬に対する気持ちやストイックさが変わったと思うのでかなり注目しています。
明日は一転晴れて気温も28度まで上がるみたいです。
むずかしい回復時の馬場になりそうなので、1日の流れが重要そうです。
騎手の乗り方に注意したいと思います。