2012年12月31日(不良) 第36回 東京2歳優駿牝馬(ST)
今日は今年最後の大井開催最終日。
メインレースは2歳牝馬によるマイル戦、第36回 東京2歳優駿牝馬(ST)が行われました。
人気は圧倒的に4戦3勝、前走北海道2歳優駿3着、テン乗り戸崎騎手のカイカヨソウ。
レースは中の方から坂井騎手のサブノハゴロモ、外からは真島騎手のデイジーギャルがいくも、最内御神本騎手のデアカノンがハナへ。
ぴったり番手にサブノハゴロモ、そのすぐ外にデイジーギャル。
その後ろ内から張田騎手のケンブリッジナイス、的場騎手のハニーパイ、カイカヨソウでゆったりとしたペースで全馬かたまったまま向正面へ。
徐々にペースが上がるも全馬かなりかたまったまま3角へ。
デアカノンがばてて、先頭はサブノハゴロモ。
その外にデイジーギャルとカイカヨソウ。
後ろにケンブリッジナイスと尾島騎手のカツゲキドラマで直線へ。
直線に入るとサブノハゴロモの外からカイカヨソウ。
その外に出してケンブリッジナイス。
最後はカイカヨソウが1/2馬身押し切って見事1着!
2着にケンブリッジナイス。3着にサブノハゴロモ。
カイカヨソウはハニーパイの外に持ち出しての5,6番手からのレース。
外目から3角では3番手に押し上げ、直線に入ると抜け出して押しきり勝ちとまさに正攻法の競馬で北海道から川島正行厩舎に転厩初戦で見事重賞制覇です!
前にいけてスタミナもあり、来年のクラシックも楽しみな1頭です。
川島師曰く、クラシックは牡馬と一緒に走らせたいとのこと。
毎年のように牡馬クラシックを狙える牝馬がいる川島厩舎おそるべしです。
ケンブリッジナイスは好ダッシュで内目5番手からのレース。
3,4角最内を回り直線カイカヨソウの外に出して追い込むも1/2馬身届かずの2着。
前走ローレル賞は大外からのレースでなかなか内にいけず10番手からのレース、前々走も11番枠から内に入れ8番手からのレースでしたが、今回張田騎手は2番枠から無理なく最内のコース取りの好位置、直線だけ外に出す騎乗もよかったです。
やはり勝った馬が強かった感じでしょうか。
張田騎手も競馬を覚えさせるレースをしているので、今後の成長も楽しみな1頭です。
サブノハゴロモは好スタート好ダッシュも番手からのレース。
3角で先頭にたち、直線も頑張りましたが2頭に差されての3着。
前2頭は強かったですが、後ろを離したパフォーマンスはさすがです。
大井マイル4戦目、10月後半からの大井を2回も走ってるのもよかったと思います。
あくまで自分の走りを一生懸命する馬っぽいので、現時点では自分のペースを作れる逃げがベストな気がします。
そのへん坂井騎手も考えていると思うので、次走の乗り方にも注目したいと思います。
馬券的にはカイカヨソウ軸の3連複でなんとか的中できました。
最近は門別を走った馬がよく南関で走りますが、個人的には同じ右回りなので川崎よりは大井のほうがイメージしやすいので予想もしやすい気がします。
ですがそこは競馬。やはり走ってみなければわかりません。
ということで2歳戦では避けて通れない門別からの参戦馬の能力。
正直門別競馬場の特徴などはあまりよくわからないので、来年はちょっと何日がガッツリ参戦してみたいと思っています。