2013年11月12日(良) 第13回 ローレル賞(SV)
今日は川崎開催2日目。
メインレースは2歳牝馬によるマイル戦、第13回 ローレル賞(SV)が行われました。
人気は僅差も北海道から参戦、御神本騎手のクライリング。
レースは石崎駿騎手のペパーミントリボンが立ち上がり出遅れ。
中の方から山崎騎手のヴァカンスがハナへ。
その外番手に内田利雄騎手のハイエストパワー、その外に今野騎手のエドノミリアン。
その後ろに張田騎手のファーストキス。
さらに後ろ最内にクライリング、外に川島騎手のネバーシーストップで1角へ。
かなり縦に長い展開で向正面へ。
逃げるヴァカンスの外におしてハイエストパワーとエドノミリアン。
少し離れておしていくファーストキスの外から坂井騎手のタントタント、内からクライリングも上がっていき3角へ。
ヴァカンスが後ろを3馬身ほど引き離して、その後ろ内からクライリングとタントタントで直線へ。
直線に入るとクライリングが先頭に、後方からは真島騎手のストロベリーラン。
最後はそのままクライリングが見事1着!
2着にヴァカンス。3着にストロベリーラン。
クライリングは3枠3番からのスタート。
激しい先行争いを見ながら内目4,5番手の位置取り。
向正面である程度おしていき4角最内を回って直線へ。
直線に入ると前のヴァカンスを差し切って見事2勝目で重賞制覇です!
逃げ馬とあまり離されないように徐々に仕掛けての差しきりと御神本騎手はお見事だったと思います。
北海道で1勝ですが、おそるべし北海道勢の実力です。
この後、川崎の山崎尋美厩舎に転厩予定です。
ヴァカンスは5枠8番からのスタート。
番手争いが激しくなる中、先に抜け出してハナへ。
そのままゆるぎないペースで逃げ、3馬身リードで直線も最後は脚が鈍り2着。
逃げて2連勝と迷いのない逃げで番手以降のごちゃごちゃする感じも利用した山崎騎手のお見事な騎乗だったと思います。
へんに溜めずに逃げることでこの馬の力は出し切ったと思います。
今回は勝った馬が強かった感じでしょうか。
ストロベリーランは8枠13番からのスタート。
前の先行争いを見ながら内にきれこんで8番手の位置取り。
前にいたタントタントが2角で早めに外から前にいったので集団の後ろ内目を追走。
そのままクライリングが通った最内を通り、前とは少し離れた4番手から直線へ。
直線に入ると外から伸びてくるも3着。
前走デビュー戦は外から差し切り勝ち、今回も差してきてと内容的にも競馬をわかっている感じは魅力的ですね。
馬券的にはハイエストパワー軸の3連複も撃沈です・・・。
内田利雄騎手も積極的に番手外の位置取りでよかったですが、なかなかのペースでスタミナが持ちませんでしたね。
ただただ言えるのは北海道勢おそるべしということでしょうか。
出遅れ、落馬、斜行、川崎コーナーなどなにが起こってもおかしくない2歳戦は、個人的には毎回なにかしっくりこない感じがあります。
予想的にも、出遅れ落馬を警戒するあまりぶれている感があるので、そのへんなんとか出遅れ落馬をバランスよく考慮しつつ納得のいく予想をしていきたいと思いました。
笠松の濱ちゃんこと濱口楠彦騎手がお亡くなりになりました。
南関ではラブミーチャンと共に参戦していましたが、他のレースを見ても地方を代表するとてもうまい騎手だったと思います。
返し馬で鐙が外れたのか、やむを得ずの天神乗りでもまったく慌てずにすごくうまかったのをおぼえています。
心よりご冥福をお祈りいたします。