南関日記

タイトル
このサイトは一生競馬を楽しむなら何だかんだで南関ダートでしょ!! がコンセプトのホームページです。個人的には少しでも多くの人に南関競馬の楽しさが伝わればと思っています。

南関日記

過去の日記

2014年8月20日(良) 第11回 スパーキングサマーカップ(SV)


今日は川崎開催3日目。
メインレースはマイル戦の第11回 スパーキングサマーカップ(SV)が行われました。
人気は前走サンタアニタトロフィー3着、テン乗り左海騎手のジョーメテオ。
レースは外の方から矢野騎手のパワーストラグルが出鞭を入れていくも、内の方からは本田騎手のオベロンホワイトと本橋騎手のケンブリッジエル、外からは森騎手のガンマーバースト。
4頭が並んで先行争いへ。
その後ろは離れて内に御神本騎手のミラーコロ、外に張田騎手のトーセンアレス。
前は本田騎手のオベロンホワイトがハナへ。
すぐ外ぴったりにパワーストラグル。
少し離れてガンマーバースト。
また少し離れて最内にケンブリッジエルで縦に長い展開に。
向正面に入ると、前の2頭の外からガンマーバーストが上がっていき、後ろからは トーセンアレスと岡部騎手のキスミープリンス、間をわって左海騎手のジョーメテオが一気に上がっていき3角へ。
パワーストラグルが後退し、逃げるオベロンホワイトの外から並んでガンマーバースト、ジョーメテオ、キスミープリンス。
最内をついてトーセンアレスで直線へ。
直線に入ると、激しい叩きあいも最内トーセンアレスが抜け出して先頭に。
その外からジョーメテオとミラーコロ。
最後はその差を3馬身まで広げてトーセンアレスが見事1着!
2着にジョーメテオ。3着にミラーコロ。

トーセンアレスは4枠6番からのスタート。
好スタートで前目につけ、ミラーコロの外6番手の位置取り。
そのまま向正面に入ると徐々に前との差をつめて、ジョーメテオが一気に上がっていくのを見るとつれて上がっていき、最内を回って直線へ。
直線に入ると、一気に抜け出しその差を広げての南関重賞2勝目です!
ジョーメテオの仕掛けに合わせてついていき最内のコース取りの張田騎手はお見事でした。
きれるタイプではないですが、前半の先行馬達のハイペース、道中早めに動いたジョーメテオによって上がりのかかる勝負になったのと、やはり最内最短のコース取りと、全てがうまくいった感じでしょうか。
小久保師曰く『気持ちさえ入れば必ず走る』ということで、そのへんは7歳ということで気持ちの問題は少し気になりますね〜。
個人的には以前勝った埼玉新聞栄冠賞1900mのように長い距離の方がいいように思います。

ジョーメテオは7枠11番からのスタート。
キスミープリンスの外8番手の位置取り。
1角で内にいれ向正面に入ると、トーセンアレスとキスミープリンスの間を一気に上がっていきガンマーバーストの外4番手までおしあげて3角へ。
4角では外のキスミープリンスと共に前と並んで直線へ。
直線に入ると、先行馬はかわすも、内から一気に差されての2着。
ある程度前目の位置取りから、早めにまくっていっての積極的なレースでしたが、勝った馬にうまく乗られた感じでしょうか。
外からキスミープリンスもまくってきた事と、かなり外を回ったので最後は脚色的にも厳しかったですね。
小回りコースではかなり乗り難しそうな馬ですが、テン乗り左海騎手の積極的な騎乗はよかったと思います。
かなりいい脚を長く使って内容的にも強い競馬でした。
個人的なイメージでは前目につけるとしまいの脚も鈍るので、前半の感じによって仕掛けは変えたほうがいい気はするので、位置取りと前のラップが仕掛けにおいて重要な感じがします。
脚質的に小回りの短い距離は厳しいとは思いますが、毎月走らせたいのか、ジョーメテオも大変です。

ミラーコロは1枠1番からのスタート。
前の4頭を見る形で、最内5番手の位置取り。
向正面でジョーメテオが上がっていくのを見ながらトーセンアレスの後ろ7番手で3角へ。
そのまま最内を回ってジョーメテオとキスミープリンスの間隙をついて直線へ。
直線に入ると、先行勢はとらえるもジョーメテオにはアタマ差届かずの3着。
最内から先行争いを見る形の絶好の位置取り。
向正面でもジョーメテオの動きにあわせずトーセンアレスの後ろ最内を通って馬の間隙をついての直線と、御神本騎手も完璧な騎乗だったと思います。
4角から直線での間隙をつくコース取りはお見事でした。
周りの動きよりも焦らずにしまいためる御神本騎手らしさが出たレースでしたね。
ミラーコロは重賞初挑戦でしたが、相手なりに自分の走りをする感じはいいですね〜。

馬券的にはミラーコロ軸の3連複も撃沈でした・・・。
きれ味的にマイル戦だと少したりないかなということでトーセンアレスを買っていませんでした・・完敗です。
先行勢中心に買いましたが、あそこまで前がやりあう感じは予想できなかったですね・・。
それと川崎では内の重要性を知っている的場騎手や張田騎手はおさえないとだめですね〜・・反省です。
何度か反省をしないと忘れてしまうので、そこはプラスに考えたいと思います(笑)
小久保厩舎のワンツーということで、おそるべしです。



うまうま君