2012年5月3日(不良) 第26回 東京湾カップ(SV)
今日は船橋開催4日目。
メインレースは3歳馬による1700m戦、第26回 東京湾カップ(SV)が行われました。
1,2着馬には東京ダービーの優先出走権が与えられます。
人気は6戦4勝、うち船橋マイル3勝、左海騎手のディーオ。
レースは外の方からキョウエイロブストが出鞭をいれて一気にハナへ。
その後ろ吉田騎手のイブニングラッシュと真島騎手のスカイインテンスの間隙をついてあがっていったディーオ。
その後ろ内に今野騎手のグランデスボスケ、外に坂井騎手のハテンコウ。
向正面、逃げるキョウエイロブストが後ろを少し離して、ディーオ。
その後ろ内からイブニングラッシュ、外からスカイインテンス。
3角でキョウエイロブストの外からディーオとスカイインテンスが並んであがっていき直線へ。
直線に入ると2頭のたたきあいに。
最後はその差を徐々に広げてスカイインテンスが見事1着!
2着にディーオ。3着に追い込んできた石崎駿騎手のビッグライト。
勝ったスカイインテンスは船橋では2,2,2,0と3着以下なし、前走は1番枠ということで逃げる競馬で勝利も、後ろからでも競馬ができる自在性のある感じは魅力的です。
キレ味が少し足りないと思うので、やはり理想は先行おしきりのレースだと思います。
船橋マイル戦で鍛えられた今なら大井でもいい走りになりそうです。
ディーオはスタートで少し遅れたものの、スピードにのって1角までに番手の位置取りへ。
内目先頭といい形で直線をむいて、叩きあいにもっていくも最後は離されての2着。
前走の感じからもあくまでも前にいって押し切るレースが理想的なので、1角までの距離が長い1700m戦でうまく番手をとれました。
飛びを大きくしてスピードを出すタイプだけにレース後半での体の伸縮による飛びの大きさが小さくなった時のスピードの失速が少し気になりますが、前にいって自分の走りをできればいい走りをするのでそのへん左海騎手とのコンビでどう成長していくかも楽しみです。
スタート後直線が長く、包まれにくい外枠がよさそうな気がします。
ビッグライトは好スタートも1角までに一気に下げて、後方からのレース。
全馬上がり最速40.2で追い込んでくるも前とは離されての3着。
前走同様しまいの脚を活かした騎乗でしたが、不良とはいえ船橋競馬場ではある程度前にいかないとやはりきびしいですね。
後ろからのレースは経験的には必要ですが、あまりこだわりすぎるとへんな癖もつきそうな気もします。
決してスタートも悪くない馬なので、次走どのような乗り方になってくるのか楽しみです。
馬券的にはスカイインテンス軸の3連複で人気安めでしたがなんとか的中できました。
3歳馬は成長途中なので時計はもちろんですが、競馬をわかってるかどうかがやはりポイントになりそうだと思いました。
5月7日から南関初のフリージョッキー真島大輔騎手が誕生します。
こころなしか船橋開催の真島騎手はかなり積極的な騎乗だったように思います。
簡単に説明すると、南関4場(浦和、船橋、大井、川崎)所属で満3年以上継続して騎乗していて、通算50勝以上をあげた25歳以上の騎手が対象になるみたいです。
やはり中央競馬のようにエージェントが重要になっていくんでしょうか・・・。
まぁ、実質フリーの騎手も多いので変わらない感じはしますが・・。
とりあえず、フリーになった騎手のモチベーションや騎乗の癖の変化などはチェックしていこうと思います。