南関日記

タイトル
このサイトは一生競馬を楽しむなら何だかんだで南関ダートでしょ!! がコンセプトのホームページです。個人的には少しでも多くの人に南関競馬の楽しさが伝わればと思っています。

南関日記

過去の日記

2014年3月27日(重) 第60回 桜花賞(ST)


今日は浦和開催4日目。
メインレースは牝馬クラシックの一冠目、マイル戦の第60回 桜花賞(ST)が行われました。
人気は圧倒的にユングフラウ賞を制した石崎駿騎手のノットオーソリティでしたが、 輪乗り中ラチに接触し、馬体に故障(右後肢ハ行)を生じたためレース直前に競走除外に。
変わって人気は僅差も桃花賞を制した真島騎手のテイクユアチョイス。
レースは1枠1番のブルーセレブがよくないスタート。
前は好ダッシュの山崎騎手のクライリングも内から矢野騎手のシャークファングがハナへ。
番手にクライリング。
その外にテイクユアチョイス、さらに外に和田騎手のオープンベルトでスタンド前へ。
その後ろ最内に張田騎手のイグレシアス、外に左海騎手のチャプレット。
全馬かなりかたまったまま一団で1角へ。
そのまま向正面に入り、3角手前でペースが上がり、逃げるシャークファングの外にクライリングとテイクユアチョイス。
その後ろは少し離れて直線へ。
直線に入るとシャークファングがリードを徐々に広げて、クライリングとテイクユアチョイスの外からブルーセレブ。
最後はシャークファングが2馬身差で見事1着!
2着にブルーセレブ。3着にテイクユアチョイス。

シャークファングは3枠3番からのスタート。
外のクライリングのがいいスタートダッシュでしたが枠の差を利用してハナへ。
そのままゆったりしたペースで逃げ、上がり38.4で見事牝馬クラシック一冠目を制しました!
前走も積極的に前にいった矢野騎手でしたが、今回も浦和マイルの内枠ということでお見事な逃げの体勢だったと思います。
矢野騎手は南関重賞初制覇です!
今年は地元大井でも積極的な騎乗で好成績と絶好調ですね。
シャークファングはパイロ産駒としても注目ですね。

ブルーセレブは1枠1番からのスタート。
ダッシュがつかず最後方からのレース。
そのまま内目を最後方から追走し、向正面で繁田騎手のタントタント、その後ろから山田騎手のイエスアイキャン、つられるようにコマンドゥールキイが動く中、ワンテンポ遅らせてイエスアイキャンの後ろから仕掛け、その外を回って直線へ 。
直線に入ると大外を一気に伸びてくるも2馬身届かずの2着。
しまい必ず差してくるレースをしていたのである程度前目のいい位置取りがとりやすい絶好の枠でしたが、最後方からになってしまったのは痛かった感じでしょうか。
ただ、森騎手のあせらずにこの馬の魅力の一瞬の差し脚を活かしたお見事な騎乗だったと思います。
常に差す競馬をしてきた経験が活きましたね。
浦和マイルでかなり外を回って1:43.2上がり37.9で差してくるという内容的にはかなりいい競馬だったと思います。
次走も枠順と位置取りは注目ですね。

テイクユアチョイスは5枠5番からのスタート。
内から前にいったシャークファングとクライリングを見ながら外目3番手の位置取り。
道中はその外に和田騎手のオープンベルトで追走。
3角手前でペースが上がるとクライリングの外にぴったりつけて並んで直線へ。
直線に入るとクライリングと激しい叩きあいも外からブルーセレブに差されての3着。
初の左回りでしたが、終始外々を回って1:43.3上がり38.8と内容的にはかなりいい競馬だったと思います。

馬券的にはノットオーソリティとテイクユアチョイス軸の3連単もすべて返還でした。
単勝1.3倍のノットオーソリティの除外で2億2614万9200円のうち、70.4%の1億5923万9500円が返還になったみたいですね。
展開予想としてはスタートもいいテイクユアチョイスが逃げるシャークファングの番手予想だったので、間にクライリングが入った時点で外れてた感じでしたね・・。
浦和マイルの一頭分外は大きいので、ノットオーソリティがいたらもっと厳しい展開だったと思うので返還に助けられました(笑)

ここ3年は逃げた馬が勝利ということで内から逃げると断然有利な浦和マイルですが、 3歳牝馬のこの時期のダッシュ力とスタミナでレースをした場合、枠の差は思っていた以上に大きそうですね。
なので、ただでさえタフな浦和1600mで外々を回っても止まらなかったブルーセレブ、テイクユアチョイスあたりは多少高めに評価したいと思いました。




うまうま君