南関日記

2014年1月29日(良)　第63回 川崎記念(Jpn�T)

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今日は川崎開催３日目。
メインレースは2100m戦の第63回 川崎記念(Jpn�T)が行われました。
人気は圧倒的に前走東京大賞典を制した幸騎手のホッコータルマエ。
レースは佐藤友則騎手のトウホクビジンが好スタート。
内の方から好ダッシュで武豊騎手のトウショウフリークがハナへ。
その外番手にホッコータルマエ。
さらに外３番手に内田博幸騎手のフリートストリート。
最内４番手に岩田騎手のムスカテールで１周目３角へ。
前は逃げるトウショウフリークが後続を大きく引き離して先頭。
かなり離れた２番手にホッコータルマエ、外にフリートストリート。
その後ろ内にムスカテール、外に戸崎騎手のランフォルセでスタンド前へ。
その後ろも少し離れた縦に長い展開に。
かなりのリードでトウショウフリークが後続を引き離したまま向正面へ。
向正面に入ると後続も徐々にペースを上げ、３角では逃げるトウショウフリークの外まであがってきたホッコータルマエと並んで４角へ。
そのすぐ後ろ内にムスカテール、外にフリートストリートで直線へ。
直線に入るとトウショウフリークの外からホッコータルマエが先頭に。
その外からムスカテール。
そのまま２頭の叩きあいもホッコータルマエが1/2馬身差で見事１着！
２着にムスカテール。３着にトウショウフリーク。

ホッコータルマエは５枠５番のスタート。
好スタートで前に出ると番手の絶好の位置取り。
大逃げしたトウショウフリークを見ながら最内を回っていき、向正面で徐々に前との距離を縮めて３角では射程圏内に。
４角で先頭に立つとそのまま押し切って見事Ｇ�T(Jpn�T)５勝目をあげました！
メンバー的にもドバイ前にも負けられない一戦でしたが、無事に勝利とさすがに強かったです。
直線向いてもしばらく持ったままで、最後はムスカテールに詰め寄られるも着差以上の完勝だったと思います。
抜け出すと遊ぶところがあったり、近くに馬がいないとフワフワしていたみたいなので、そのへんが今後の課題になるでしょうか。
個人的には自分より強い相手と走っていないのも原因なんじゃないかと思います。
今後負けると、さらに強くなりそうですね。
東京大賞典の時も友人と話しましたが、どんな競馬場やどんな距離でも安定した結果を出せるあたりは食べ物でいうと『お寿司』なんじゃないかという感じです(笑)

ムスカテールは４枠４番からのスタート。
あまりよくないスタートでしたが岩田騎手もすぐにおしていき最内４番手の位置取り。
そのまま道中はホッコータルマエの後ろ最内を追走。
４角で前の２頭を見る形から、直線に入るとすぐ外に出して仕掛けるも半馬身差は縮まらずの２着。
スタートで少し出遅れましたが、すぐに前につけて最内の位置取りを取れたのはお見事だったと思います。
2011年4月3日以来のダート戦でしたが、ホッコータルマエが前を捕まえに行き、それを見る形でレースを進められたので久しぶりのダートの流れでもうまく対応できていたと思います。
久しぶりのダートが2100m戦ということできびしかったと思いますが、いい走りだったと思います。

トウショウフリークは３枠３番からのスタート。
スタートそれほどよくなかったですが、好ダッシュで一気にハナへ。
そのまま後続を一気に引き離しての大逃げの形へ。
向正面から徐々にリードが縮まり、４角では外にぴったりホッコータルマエに並ばれて直線へ。
直線に入ると外から２頭にかわされての３着。
ホッコータルマエに勝つにはこの乗り方しかないという武豊騎手のお見事な逃げだったと思います。
一見一か八かの大逃げの形ですが、この馬の前半に掛かり気味に走る特徴も最大限に活かし、コーナーはきっちり回って直線は最内をさけるという、ほんの少しでも馬の負担になることは避け、馬の気分を一番に考えた武豊騎手ならではの逃げだったと思います。
特にペースの緩急が大きい川崎を利用した理想的なペース配分はお見事だったと思います。
個人的にはやはり１角からの13.4-14.0-12.8-12.8の川崎コーナーを利用して自分の馬と後続に感づかれないようにギリギリペースを落とした所は繊細で惚れ惚れしましたね〜。
向正面からの12.8-12.8なんかは13.0でも12.9でないところがにくいですね〜。
自分の馬の能力把握と体内時計に自信がないとメンタル的にもこの大逃げはできないと思うのでさすが武豊騎手ですね。

馬券的にはホッコータルマエ、トウショウフリークの馬単も撃沈です・・・。
ホッコータルマエに勝つ可能性がありそうなのが武豊騎手のトウショウフリークだけだと思いましたが、そういう競馬をして力は出し切ったと思うので納得の完敗です・・。
勝ちにいって２着を外すパターンは結構多いので今後馬券の買い方の参考にしたいと思いました。