2011年8月16日(良) 第45回 黒潮盃(SU)
今日は大井開催最終日。
メインレースは3歳による1800m戦の第45回 黒潮盃(SU)が行われました。
人気は7戦7勝、前々走はまくって勝利、前走兵庫ダービーはタフな逃げで勝利した木村騎手のオオエライジン。
レースは内の方から赤嶺騎手のゴーディーがいくも大外から左海騎手のリアライズブラボーがハナへ。
番手にゴーディー。外3番手にオオエライジン。
その後ろ内から繁田騎手のラカンパーナ、菅原騎手のベストマイヒーロー、御神本騎手のハルサンサン。
3角手前でペースが上がり前の3頭が後ろを少し離して4角へ。
ゴーディーが後退していき前は逃げるリアライズブラボーとオオエライジンが並んで直線へ。
直線に入ると2頭のはげしい叩きあいも最後は1/2馬身差でオオエライジンが見事1着!
2着にリアライズブラボー。3着はスタートでの不利から最後追い込んできた的場騎手のセントマーチ。
前走兵庫ダービーもホクセツサンデーと激しくやりあうタフなレースでしたが、最後は7馬身差の快勝。
早めに先頭にたつと遊ぶみたいなので、着差以上に強い印象のオオエライジン。
かなりスタミナがある馬なので古馬相手の2000mでもいい勝負ができそうで楽しみです。
時計も初の大井高速馬場で1:51.9上がり37.9と3歳でこのタイムはすごいです。
当日輸送など厩舎関係者の尽力もこの馬の強さを支えていますね。
これで8戦8勝。無敗の馬はいろいろとプレッシャーが多くなるのですが無敗記録を伸ばしてほしいと思います。
2着のリアライズブラボーは大外から一気にハナへいった左海騎手はお見事でした。
前走はあきらかに距離不足の中、上がり36.9のいい切れ味。
距離が伸びてもしまいがしっかりしているので、今後どの距離でもこなせそうです。
ここ数戦でどんどん成長しているので古馬との戦いなども楽しみです。
3着のセントマーチはスタートで隣の宮崎騎手のピエールタイガーとの間で不利があり後方からのレース。
すぐに最内に入れて、向正面3角手前で早めに内から押し上げていき、4角では一気に大外にもちだしての全馬最速の上がり37.5の追い込みも届かず。
前の2頭が速い上がりなのできびしかったですが内容的にはかなり強い競馬でした。
馬のスピードをころさずに最内から大外にもっていくあたりは3歳馬でテン乗りということを考えても的場騎手らしい騎乗でした。
あのスタートで1:52.2上がり37.5はとても速いです。
今後注目の1頭ですね。
馬券的にはラカンパーナ軸の3連複で撃沈です。
ここまで速いレースになるのを予想できませんでした・・。反省です。
それと3歳戦で学んだ、テン乗りによる評価の割引が生かされていませんでした。
次のレースから活かしたいと思います。
トゥインクルレース25周年ということで本馬場入場やファンファーレも新しくなったTCK。
多くの人も思っていると思いますが、まだ慣れません・・・。
以前の慣れ親しんだファンファーレもいいですが、時代とともに変化していく感じは大井競馬らしくて個人的には好きです。
逆に浦和競馬なんかは変えないでほしい感じですね。