2011年9月8日(良) 第22回 オーバルスプリント(SU)
今日は浦和開催2日目。
メインレースは、今年から9月に変更になり交流重賞になった1400m戦の第22回 オーバルスプリント(SU)が行われました。
人気は前年12月の覇者、浦和1400mは3戦3勝、戸崎騎手のナイキマドリード。
レースは幸騎手のトーホウドルチェが好スタートも、最内濱中騎手のトーホウオルビスがハナへ。
番手すぐ外にトーホウドルチェ。
その外3番手にナイキマドリード。
そのさらに外に安部騎手のキングスゾーン、真島騎手のバロズハート。
内に的場騎手のテイエムカゲムシャで向正面へ。
徐々に逃げるトーホウオルビス、トーホウドルチェ、ナイキマドリードの3頭が後ろを離し、3角へ。
4角でトーホウドルチェの外にナイキマドリード、その後ろから柴山騎手のダイショウジェットで直線へ。
直線に入ると一気にダイショウジェットが抜け出して5馬身差で見事1着!
2着にトーホウドルチェ。3着に中団から追い込んできた今野騎手のディアーウィッシュ。
ダイショウジェットは8歳にして重賞初勝利!
前が激しくやりあう中、徐々にポジションを上げていって、スムーズに直線にもっていった柴山騎手はお見事でした。
先行有利な浦和1400mでさらに飛びも大きな馬ですが、前がやりあったのと、交流戦でよくある3,4角で前と後ろがばらける展開になったのもよかったと思います。
斤量54キロもとても有利でした。
2着のトーホウドルチェはこれで3戦連続2着。
牝馬ということで斤量53キロで大変有利でしたが、前半からの先行争いで最後は脚も止まってしまいなんとか2着入線。
初の浦和でしたが、好スタートからトーホウオルビスの番手からの競馬はよかったと思います。
終始外からくるナイキマドリードに競り勝った点もとてもよかったと思います。
ディアーウィッシュは1400m戦でこのメンバーだと少し瞬発力がたりない感じで中団からのレース。
上がりも39.2かかってしまいましたが、前の3頭の脚が止まったところを差しての3着。
前走、不良馬場とはいえ8着と調子もよくない感じでした。
次走、調子の部分で注意してみたいと思います。
馬券的にはナイキマドリード、トーホウオルビス軸の3連複で撃沈です。
濱中騎手のペース配分と休み明けナイキマドリードが不安でしたが、完敗です。
外目3番手を回ってもばてないのが魅力的なナイキマドリードでしたが、休み明け57キロはちょっとつらかった感じでしょうか。
重賞連敗中ということで、なんとかしないと・・・。
熊本県荒尾競馬場が廃止になることが決定しました。
本場開催は今年の12月23日まで、場外発売は来年の3月末までの予定みたいです。
競馬ファンとして、またひとつ地方競馬がなくなってしまうのは寂しいです。
非常に厳しい地方競馬場の経営状況ですが、個人協賛レースやファンサービスなどいろいろ頑張っています。
が、やはり世間の知名度などJRAの協力なくしてはやはり厳しい状況ではないでしょうか。
交流戦はもちろん中央地方の勝馬投票券の相互発売など、ようやく少しずつですが動いてるみたいです。
ファンが望む日本の競馬界発展の為に競馬界が一丸となって動いてくれることを願っています。