2011年11月24日(良) 第32回 浦和記念(JpnU)
今日は浦和開催4日目。
メインレースは2000m戦の第32回 浦和記念(JpnU)が行われました。
人気は圧倒的に前走JBC3着、吉田騎手のシビルウォー。
レースは武豊騎手のボレアスが好スタートも外から藤田騎手のエーシンモアオバーがハナへ。
その後ろ番手にボレアス。
その後ろ内に津村騎手のクリールパッション、外に御神本騎手のタートルベイ。
さらに後ろ内からシビルウォー、戸崎騎手のトーセンゴライアス、本橋騎手のグランシュヴァリエ。
1周目スタンド前でペースが落ちて、全馬固まった状態に。
1角でタートルベイの外からシビルウォーが上がっていき向正面へ。
前は逃げるエーシンモアオバーの外にボレアス、その外にシビルウォー。その後ろ内にクリールパッション。
少しペースも上がり前の4頭が後ろを少し離して3角へ。
後続からは山崎騎手のボランタスも上がっていき直線へ。
直線に入るとわずかにボレアスが先頭もその外からシビルウォー、さらに大外から一気にボランタス。
最後はクビ差差しきってボランタスが見事1着!
2着にシビルウォー。3着にボレアス。
後方2番手からいつものように長くいい脚で上がってきたボランタス。
最後は前でもがく中央馬を直線短い浦和で一気に差し切りました!お見事です!
これで浦和は3勝2着1回。3勝全てが浦和重賞ということで抜群の成績です。
早めにしかけても上がりは37秒台で追い込んでくるスタミナは脅威的です。
今回は歴代2番目に遅い2:08.6とかなりスローで展開的にもきびしいレースでしたが、前がとまったのもよかったですね。
浦和でのボランタスとのコンビで制した山崎騎手、大変うれしかったと思います。
おめでとうございます!
人馬一体、お互いを理解しあったコンビが勝つレースはなにかドラマチックでいいですね!
シビルウォーはしまい意地を見せてボレアスを差し切りましたが、外からゴール前でかわされての2着。
初めての競馬場、1周半以上のレースでスタンド前で外に出してコーナーで上がっていったのが馬のテンション的にもかなり痛かった気がします。
後方からコーナーでまくっていくレースをしてきた馬だけにあの位置で動いてしまい馬もかなり戸惑ったんじゃないかと思います。
きれる脚のある馬だけにもったいなかったですね。
3着のボレアスは抜群のスタートでスローの番手という絶好の位置取り。
2角でシビルウォーが外からきても絶妙な位置取りのバランスで馬のテンションを保ちつつ4角出口でエーシンモアオバーの外につけての武豊騎手の完璧な騎乗だったと思います。
現時点ではやはり古馬との力差はかなりありますが、前走早い流れでの完敗、今回前目の競馬とレースを通じて武豊騎手もいろいろ教えながらのいい経験になっていると思います。
中央の騎手では一番各競馬場の特徴などを把握している武豊騎手。
無理とは思いますが、南関で南関馬でのCクラスらへんのレースの騎乗をみてみたいですね。
馬券的にはシビルウォー、エーシンモアオバー軸の3連単で撃沈でした・・。
エーシンモアオバーの距離不安はかなりありましたが、あのペースでの失速ぶりをみてもやはり1800mあたりまでがベストな気がします。
私自身は3着候補だけでしたが、クリールパッションは内を無駄なく回ってきて前は多少やりあう形の絶好のレース展開でしたが、直線でも外はシビルウォーに塞がれ、前もあかずに追えずの5着と・・・。かなりもったいなく感じました。
交流戦は馬の力関係もそうですが、中央の騎手がどれくらい各競馬場の特徴を把握しているかがやはり鍵になりそうなので、そのへんを展開予想などに役立てたいと思いました。