2014年3月12日(良) 第37回 京浜盃(SU)
今日は大井開催3日目。
メインレースは3歳による1700m戦、第37回 京浜盃(SU)が行われました。
人気は圧倒的に全日本2歳優駿を完勝、吉原騎手のハッピースプリント。
レースは石崎隆之騎手のキットピークがつまづき、石崎駿騎手のドミヌスが出遅れ。
好ダッシュから繁田騎手のレガルスイがハナへ。
番手外に山崎騎手のサーモピレー。
その後ろ内から矢野騎手のライズライン、左海騎手のパンパカパーティ。
外の方から張田騎手のファイト、その外からハッピースプリントで1角へ。
ゆったりとしたペースで向正面へ。
逃げるレガルスイの外にサーモピレー。
その後ろ内にパンパカパーティ、外にファイト。
さらに後ろ内にライズライン、外にハッピースプリント。
その中から上がってきた見澤騎手のファイヤープリンス。
徐々にペースも上がっていき3角ではハッピースプリントが外に出してファイトの外から上がっていき4角へ。
レガルスイの外にサーモピレー、ファイト、ハッピースプリントと並んで直線へ。
直線に入るとサーモピレー、ファイトの外からハッピースプリントが抜け出して、さらに外から真島騎手のドラゴンエアル。
最後は後ろを13/4馬身離してハッピースプリントが見事1着!
2着にドラゴンエアル。3着にサーモピレー。
ハッピースプリントは大外8枠14番からのスタート。
1角まで徐々に内にいれていき外目6番手の位置取り。
そのままファイトの後ろを追走し、3角手前でその外に出して外々を回って直線へ。
直線に入ると抜け出して、最後も流すような感じで1:47.6上がり37.2の好時計で見事4連勝、ダートでは6戦全勝とお見事でした!
良馬場外回り1700mで早めにペースが上がった中、3角手前から自分で外々を回って動いての完勝ということで、着差以上に強い内容の競馬だったと思います。
調教の3歳離れした動きなども迫力があってすごかったですが、さすが2013年NAR年度代表馬、強いですね〜。
今回、大井に転厩初戦でしたが危なげなかったです。
羽田盃、東京ダービー、そしてジャパンダートダービーと楽しみですね〜。
2歳でNAR年度代表馬に選ばれたのはラブミーチャンだけでしたが、2頭目の2歳での表彰ということで、ラブミーチャン、フリオーソに続く地方馬代表としても注目の一頭ですね。
(2歳の牝馬で年度代表馬に選ばれたラブミーチャンはやっぱりすごいですね〜)
ドラゴンエアルは8枠13番からのスタート。
ゆったりとスタートし徐々に内にいれていき後方12,13番手からの競馬。
そのまま後方を追走し、3角もキットピークの後ろ13番手の位置取り。
4角から直線入り口で一気に仕掛けてストーミングソウルの外から直線へ。
最後はものすごい脚で追い込んでくるも届かずの2着。
初のマイル以上の距離でしたが、迷うことなく末脚勝負に出た真島騎手のお見事な騎乗だったと思います。
3歳の早めにレースが動いての上がり勝負で差すにはむずかしい前有利な展開でしたが、後方から4角外を回って上がり35.8はすごかったです。
クラシックはハッピースプリントがいるので前には厳しい展開になりそうなので、他馬とは違う競馬ができ末脚もかなりの武器になりそうなのでおもしろそうですね。
サーモピレーは5枠7番からのスタート。
好スタート好ダッシュで外目番手の位置取り。
そのまま番手を追走し、並んで先頭で直線へ。
直線に入り、2頭にかわされるもファイトにはアタマ差しのいでの3着。
好スタートで番手外の絶好の位置取り、3歳での上がり勝負と展開的にもむいた感じで、時計も1:48.0上がり37.9と力は出し切ったんじゃないでしょうか。
北海道時代からハッピースプリントに先着はできませんでしたが、前走で差せなかったファイトに先着をゆるしませんでした。
枠の差もありますが、現時点ではファイトと同じくらいの力関係でしょうか。
馬券的にはハッピースプリント軸の3連単も撃沈です・・・。
2着はきれ味勝負になると思いましたが、ドラゴンエアルの上がり35.8の脚はすごかったです!
展開も直線での位置取りなどのイメージも予想通りでしたが、あの位置からあの脚でくる予想はできませんでしたね・・・完敗です。
上位4頭が500キロ近い馬格ということで、今後の成長なども含めて今年のクラシックも楽しみです。
まだダートでは負けなしということで、現時点ではハッピースプリントが一頭抜けている感じでしょうか。