2010年7月28日(良) 第31回 サンタアニタトロフィー(SV)
今日は大井開催4日目。
メインレースはマイル戦の第31回 サンタアニタトロフィー(SV)が行われました。
人気は南関にもどってきて、セレン、フリオーソ、カネヒキリには負けたもののまだまだ元気な8歳馬、的場騎手のボンネビルレコード。
レースは内の方から乗り代わりテン乗り張田騎手のサザンクロスラリーがハナへ。
そのすぐ外に戸崎騎手のクレイアートビュン。
3番手に今野騎手のディアーウィッシュ。
その後ろ内から酒井騎手のシャレーストーン、本多騎手のカキツバタロイヤル、石崎駿騎手のフリートアピール。
その後ろにボンネビルレコード。
なかなかのペースの中、全馬比較的かたまったまま3角へ。
逃げるサザンクロスラリーの外からクレイアートビュン、ディアーウィッシュ、カキツバタロイヤル。
内をねらってシャレーストーンで直線へ。
直線に入るとカキツバタロイヤルが先に抜け出し、食い下がるディアーウィッシュ。
その後ろからボンネビルレコード、外からは坂井騎手のトーセンアーチャー。
最後は頭差でカキツバタロイヤルが見事1着!
2着にボンネビルレコード。3着にディアーウィッシュ。
54キロと斤量的にはボンネビルレコードと4キロ差がありましたが、好位からのレースで見事重賞初挑戦&初勝利をあげたカキツバタロイヤル。
自身浦和で出した1:41.4のタイムを大井で大幅に縮める1:38.7の好タイムでの勝利です。
かなり小柄な馬ですが、凾館調教師も言っていた根性のある馬でデビュー以来25戦して掲示板を外したのは1回だけなのも立派です。
本多騎手も重賞初勝利!
馬群がかたまっていましたが、かなりこの馬の力を信頼していたらしく直線で先頭に並ぶ早めの騎乗はお見事でした!
帝王賞ではカネヒキリにアタマ差まで迫ったボンネビルレコードは、最近ずぶくなってきたせいか1600mの内回りで今回も届かずの2着。
最内を回ってきましたが、4角でシャレーストーンに内に入られて外に出した分しかけが少し遅れたのが敗因ではないでしょうか。
的場ロードを通れなかったのが、痛かったですね。
3着のディアーウィッシュは3番手追走、4角ではカキツバタロイヤルに一気にかわされましたが1:39.0で上がり38.9とよく走っていると思います。
外枠で逃げれなかったですが、この馬もやはり力がありますね。
浦和の弥生特別でもカキツバタロイヤルに0.4離されましたが、今回も0.3離されてしまいました。
今後の2頭の対決の参考になりそうです。