2014年10月8日(稍重) 第24回 埼玉新聞栄冠賞(SV)
今日は浦和開催3日目。
メインレースは1900m戦の第24回 埼玉新聞栄冠賞(SV)が行われました。
人気は前走サミットストーンに勝利し東京記念を制した、真島騎手のユーロビート。
レースは川島騎手のナイキマドリードが好ダッシュで前にでるも、その内、御神本騎手のマイネエレーナがハナへ。
番手にナイキマドリード、その外3番手に石崎駿騎手のトラバージョで1周目3角へ。
その後ろに並んで内から高橋利幸騎手のカキツバタロイヤル、森騎手のガンマーバースト。
1周目スタンド前にはいるとペースも落ち着き、全馬かなりかたまったまま1角へ。
2角でさらにペースが落ちると内の方からガンマーバーストが3番手まで上がっていき向正面へ。
向正面に入ると徐々にペースも上がり、逃げるマイネエレーナ、2馬身離れて鞭をいれてナイキマドリード。
その後ろ内にガンマーバースト、外にトラバージョ、その外からユーロビートで3角へ。
そのままマイネエレーナが3馬身ほど後続を離して直線へ。
直線に入ると、その差を一気に9馬身広げてマイネエレーナが見事1着!
2着には差してきたカキツバタロイヤル。3着にガンマーバースト。
マイネエレーナは3枠3番からのスタート。
好スタートで前にいき、ナイキマドリードがひかえるとハナへ。
リードを保ちつつスタンド前に入るとペースを落とし、1角、さらに2角でもペースを落とし向正面へ。
向正面に入ると徐々にペースをあげて2馬身ほどのリードを保ったまま直線へ。
直線に入ると全馬最速の上がり37.5での圧勝です!
極端に逃げ馬に有利な馬場と、58キロが多い中で唯一の牝馬54キロでしたが、見事な圧勝でした。
馬場の特徴を理解して最大限に利用した御神本騎手&小久保調教師はお見事でした!
やはり距離不安のあるナイキマドリードが番手の位置取りについたのも大きかったと思います。
スタンド前から1角2角とペースを落としても後続との差があった分、向正面から自分のリズムでペースもあげれて馬も気分よく走れた感じでしょうか。
御神本騎手曰く『1角でひと息入れたのが最後の伸びにつながった』とのことです。
御神本騎手自身も浦和重賞は初だったみたいですね。
牝馬が強くなる条件の、牡馬相手に走っているところからも今後も楽しみな一頭ですね。
カキツバタロイヤルは5枠5番からのスタート。
好スタートで前につけると、最内4番手の位置取り。
スタンド前から徐々にガンマーバーストにまくられていき5番手で向正面へ。
ペースが上がる中、前におっつけていき最内を回って直線へ。
直線に入ると前のガンマーバーストを差しての2着。
マイネエレーナに勝つには仕掛けが遅い感じでしたが、3,4角でも最内を無駄なく追走ししまいの脚を使った高橋利幸騎手は馬場のことを考慮しても悪くなかったと思います。
カキツバタロイヤルは2011年から4年連続出走で、2,2,3,2着とおしいですね〜。
ガンマーバーストは7枠8番からのスタート。
好スタートで前にいき、外からトラバージョが勢いよくあがっていったので少し下げて4,5番手の位置取りへ。
ペースが遅くなったスタンド前で徐々に前との差を縮め、3番手まで押し上げて向正面へ。
ペースが速くなる中2番手で追走するも前との差は広がって直線へ。
直線に入ると外からカキツバタロイヤルに差されての3着。
ペースの遅くなったスタンド前から徐々に前との差を縮め、2角で前に出た判断はよかったと思います。
きれるタイプではないガンマーバーストの特徴を理解した森騎手ならではですね。
最後は差されましたが、勝ちに行きつつ力を出し切るお見事な騎乗だったと思います。
馬券的にはカキツバタロイヤルとユーロビート軸の3連複で撃沈です・・。
トシちゃんこと高橋利幸騎手の仕掛けが少し心配でしたが、まさかのユーロビートが馬券外だったので完敗ですね・・・。
中央から移籍する馬については、緒戦あたりにもっとも高いパフォーマンスを出せる馬はよく見ますが、そのへん次走もチェックしたいところですね。
馬場的にも逃げたらまったく止まらない感じでしたが、マイネエレーナ速かったです。