南関日記

2011年5月25日(稍重)　第56回 大井記念(Ｓ�U)

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今日は大井開催３日目。
メインレースは2600m戦の第56回 大井記念(Ｓ�U)が行われました。
人気は割れ気味も前走、ダイオライト記念２着、森騎手のカキツバタロイヤル。
レースは柏木騎手のゲンパチタキオンが出遅れ、おしていって山田騎手のツクシヒメがハナへ。
その外に石崎駿騎手のツルオカオウジ、その後ろに戸崎騎手のマズルブラスト。
１周目３角で外から一気に吉田稔騎手のマッドマックスがまくっていきハナへ。
番手にツルオカオウジ、ツクシヒメは下げて４番手。
スタンド前で馬群は一気に固まり、今度は後続から一気に今野騎手のシーズザゴールドがハナへ。
真島騎手のスーパーパワーもつれて外目を上がっていき、４番手に。
向正面に入ると、ツルオカオウジが少しかかりぎみに、その外を一気に張田騎手のセトノギムレットが上がっていき、それにつれてマズルブラストも早めに追い出し３角へ。
マズルブラストが後続との差を少し広げ、直線へ。
直線に入ると、その差をさらに広げ、後ろからはツルオカオウジ。
最後は接戦もアタマ差でマズルブラストが見事１着！
２着にツルオカオウジ。３着に御神本騎手のタートルベイ。

逃げ馬もなく、各騎手探りあいながら先頭が次々と変わるレース。
その中でうまく折り合い３、４番手からスローの中早めにしかけおしきったマズルブラスト。
９歳ですが、早め押し切りと戸崎騎手の得意な騎乗で見事2007年以来の大井記念勝利。
スタンド前から13秒台のペースの中、セトノギムレットが来たタイミングで前にいった判断はお見事でした。
前半スローの高速馬場、当然上がり勝負になる感じですが、９歳でこの距離を何度も経験しているのもよかったと思います。
戸崎＆川島コンビの快進撃はとまりませんね！

２着のツルオカオウジは前日に町田騎手が骨折の為、急遽石崎駿騎手に乗り変わりました。
番手からの競馬も向正面で少しかかったため、しかけを遅らせた分、最後は届かず。
上がり36.7とものすごい脚で伸びてきているだけに、内容的には一番強いレースだったのではないでしょうか。

３着のタートルベイはつまずきながらも、最後はカキツバタロイヤルを交わすのが精一杯。
上がり37.3でも後ろからにはきびしい展開でした。

高速馬場でのスローペースということで各騎手がおのおの動いた為、落ち着かない感じになりましたが、2600m戦ならではレースでした。

馬券的にはツルオカオウジからのワイドでしたが、撃沈です・・・。
飛節がよくなってからのこの馬の走りはとても魅力があるので次も狙いたいと思います。
直前の乗り代わりはマイナスでしたが、距離が伸びて少しかかってもしまいいい脚を必ず使うあたりはさすがです。

気になる町田騎手ですが２４日の１０Ｒパドックでカシノモンブランが暴れて落馬。
右仙骨骨折及び左坐骨骨折みたいですね。