2010年8月16日(良) オーガスト賞 A2
今日は大井開催5日目。
メインレースはマイル戦のオーガスト賞 A2が行われました。
人気は大井マイル3,1,2,2と安定感のある逃げ馬、テン乗り石崎隆之騎手のサザンクロスラリー。
レースはいいスタートダッシュからサザンクロスラリーがハナへ。
少し離れて、外に戸崎騎手のボク、内に的場騎手のイニシュモア。
その後ろに吉井騎手のナッシュ。
比較的固まったまま、3角へ。
4角で少しペースも上がり、逃げるサザンクロスラリーの外からボク。
少し離されてイニシュモア。
直線に入ると、サザンクロスラリーとボクが並んだまま叩きあいに、その後ろ少し離れて外からイニシュモア。
最後はボクが少し失速し、外からイニシュモアがくるもクビ差でサザンクロスラリーが見事1着!
2着にイニシュモア。3着にボク。
脚質的に同型馬もいなくすんなり逃げれたサザンクロスラリー。
4角でボクが早めにきましたが、がんばりました。
時計も1:39.7、上がり37.8と早いです。
今回は比較的メンバーに恵まれましたが、マイルの安定した走りは今後の重賞でもおもしろくなりそうです。
屋根の石崎隆之騎手は本日3勝!
6104勝です!すごい!
2着のイニシュモアはスタートからおしていっての3番手からの競馬。
4角で前と少し離されるも、最後は最速の上がり37.4で差を詰めてくやしいクビ差2着。
前半おしていった分、少ししかけを遅らせた感じでしょうか。
おそらく相手はサザンクロスラリーと見て、早めに捕らえに行ったボクとやりあっているところを外から差すイメージだったのでしょう。
上位3頭が同タイムの1:39.7。勝ってもおかしくないタイムだけに上位3頭は強かったです。
早い逃げ馬相手の少頭数レースでイニシュモアで勝つ為のレースをした的場騎手のおちついた騎乗はよかったと思います。
3着のボクは前走サンケイスポーツ杯では南関移籍初勝利。
次はどの距離なのか注目していましたが、マイルできました。
正直、マイルだとそこまできれるタイプではないと思いましたが、1:39.7上がりも37.7とすばらしい時計です。
前走から戸崎騎手が乗っていますが、この馬のパフォーマンスを最大限に出しているすばらしい騎乗ではないでしょうか。
長い距離だとそこまできれるタイプではないので早めにサザンクロスラリーを捕らえに行ったこの馬の特徴をいかしたお見事な騎乗でした。
今回は少頭数で位置取りなどかなり楽だったのもありますが、次走も注目してボクを分析したいと思います。
盛岡競馬場では1200m戦のクラスターカップ(JpnV)が行われました。
ダートでは8戦6勝2着2回、1200m戦は5戦5勝の藤岡騎手のサマーウインドが優勝しました!
1:08.9のレコード勝ちです。
ダートでこのタイムは早いですね〜。
10歳馬メイショウバトラーも直線ではいったん先頭に立つなどがんばりましたが3着。
地方も中央も全体的に高齢馬たちが多かったです。
トウホクビジンはちょっと走らせすぎな気もしますが・・・。
明日は大井開催最終日。
3歳馬による1800m戦の第44回 黒潮盃(SU)が行われます。
中央で0.1差のおしい2着。前走関東オークスでもシンメイフジの2着、テン乗り戸崎騎手の牝馬ハーミア。
前走、直線でニューオーザに並ばれるも1:53.2で勝利、1800m戦2連勝中の町田騎手のツルオカオウジ。
3歳クラシックは5,7,7着も強い相手と走ってきた真島騎手のドラゴンキラリ。
今年は5,1,1,1。前走夏祭賞では初大井マイルも1:40.9好タイムで逃切り勝ち。3連勝中テン乗り石崎駿騎手のラヴェル。
京浜盃の逃げ切り勝ちから放牧休養に入った3月からの休み明け58キロ、坂井騎手のジーエスライカー。
前走ひまわり特別では最後一気に伸び1800m戦を勝利したテン乗り御神本騎手のツルマルオペラ。
あたりが人気でしょうか。
他競馬場からは高知のリワードシャンヴルに本橋騎手、岩手のロックハンドスターに菅原勲騎手、笠松のマルヨチャイナに尾島騎手、兵庫のシャムシールに本田騎手が乗ります。
すべてのレースで逃げている快速馬のジーエスライカーが休み明けで58キロ。
唯一の牝馬ハーミアも調教があまりよくないみたいで混戦の予感です。
飛節故障から復帰して大井1800m2連勝中のツルオカオウジから。
◎ツルオカオウジ。
○ハーミア。
▲セイントメモリー。
△ツルマルオペラ。
△ドラゴンキラリ。
△ラヴェル。
な感じで。